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2023-12-18

Windows 11 ProからHomeに戻すには

(※この記事で扱うプロダクトキーはすべて正規ライセンス品です。グレーな使い方もしていません)

Windows 8 Proのプロダクトキーはもう11には使えない

Windows 11 Home のノートPCを買いました。
PCを買い替えたら欠かせない恒例行事が Windows 8 Pro のプロダクトキーを使った Pro へのアップグレード(ライセンスで許可されていました)。――なのですが、実行したらエラーになってしまいました。

そういえば Windows 7/8 のプロダクトキーでの Windows 10/11 のアクティベートが終了というニュースを見たのを思い出しました。
このキーは Windows 10 で使っていたこともありますが、だからといってキーに紐づくライセンスは 10 Pro に変更されたりはせず、「8 Pro のプロダクトキー」のままなのですね。

使えなくなったのは残念ですが、このキーは11年前に1,200円で正規に購入したもの。元は取りました。十分すぎるほど。

Pro から Home、簡単には戻せない

考えてみたら最近は Pro が欲しいことってめっきり減りました。大抵は Home で事足ります。たまーにリモートデスクトップを使いたくなりますが、代替手段はいくらでもありますし。
なので今回は Home のままで行くことにしました。

ですがこのまま使うわけにはいきません。
Pro にアップグレードできなかったのだから Home のままかと思いきや、エディションの表示は 未認証の Pro となっていました。Pro にアップグレードしたがプロダクトキーが無効のためアクティベーションできていない状態、ということのようです。
Home で使うなら Home に戻さなければなりません。

とりあえずプリインストールされていた 11 Home のプロダクトキーを入れ直してみましたが受け付けてくれません。プロダクトキーでの Home へのダウングレードはできないようです。
仕方ないので工場出荷状態にリカバリしてみましたが、それでも未認証の Pro のまま。SSD内のリカバリイメージも Pro にアップグレードされてしまったのでしょうか。

最後の手段、MicrosoftのサイトからOSイメージをダウンロードしてきてインストール。素の Windows なのでMS製以外のドライバやプリインアプリも消えてしまいました。入れ直すの面倒だな~と凹みつつエディション表示を確認して見ると、いまだ Pro(未認証)。どういうこと?

初期化してもダメだなんて、これはもう詰んだ? 11 Pro のライセンスを買うしかない? いや前のOSが残った状態でインストールしたのが良くなかったのであって、SSDを一度フォーマットしてから入れ直せば行けるか? と焦りながらいい方法がないか探してみたら、見つかりました。最初からそうすれば良かった。

レジストリを編集してから Windows を上書きインストールすれば Pro から Home に戻せる

詳しくはデータを引き継いでWindows 11 ProをHomeにダウングレードする方法に書かれているとおりですが、簡単な要約を記しておきます。
  1. レジストリ HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ の下記値を書き換え。Windows「10」のままで問題ありません。
    • CompositionEditionID: Enterprise → Core
    • EditionID: Professional → Core
    • ProductName: Windows 10 Pro → Windows 10 Home
  2. HKLM\SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\ にも同じ値があるので3つとも同様に書き換え。
  3. レジストリを書き換えたら念のため再起動したくなりますがダメです。一部の値が戻ってしまいます。
  4. Microsoftのサイトから Windows 11 のISOファイルをダウンロード。DVDやUSBメモリに入れる必要はありません。
  5. ISOファイルを開き(仮想ドライブにマウントされます)、setup.exe を実行。
  6. 「インストール準備完了」ダイアログで「Windows 11 Home をインストール」と表示されていることを確認して進行。

この方法で無事 11 Home に戻りました!
最初からこうしていれば、ドライバやプリインアプリも、データさえも保持したまま Home に戻せたようです。最初からこうしていれば!

2014-05-13

入れ替えた[Ctrl]キーが、トラックパッドのクリック時に認識されないときは

[Ctrl]と[CapsLock]を入れ替える

[Ctrl]キーがキーボードの左下だと、EmacsなんかでCtrlを多用しているとき、左手の小指がつりそうになります。
[Ctrl]は[A]の左隣、[CapsLock]の位置にいてほしい。

というわけで、[Ctrl]と[CapsLock]を入れ替えます。
入れ替えはChange Keyで。インストール不要、常駐もしないのがうれしいです。(このソフトが行なうのは、レジストリの HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout の Scancode Map の値を書き換えるだけ)

トラックパッド操作では入れ替えた[Ctrl]が無視される?

入れ替えてしばらく使っていたら、どうもおかしいのです。
キーボード操作では確かに[CapsLock]と[Ctrl]は入れ替わっています。(たとえば入れ替え後の[Ctrl]+[X]で切り取りできます)
でも、トラックパッドと組み合わせた操作、たとえば入れ替え後の[Ctrl]+クリックが認識されません

これではエクスプローラーでファイルを複数選択できませんし、Webブラウザでリンクを新規タブで開くこともできません。
元々の[Ctrl]キーではそんなことなかったので、トラックパッドのドライバーが入れ替え前のキーを見て挙動を変えているようです。

入れ替えずに使うのは小指の危機なので、解決法を探してみたら……ありました!

パームチェックの感度を最小にして解決

1. コントロールパネル→マウス→ThinkPad→拡張
2. 拡張→スマートチェック→パームチェックのしきい値を「最小」に
これで入れ替え後の[Ctrl]+クリックがちゃんと認識されるようになりました。

ただ、この“パームチェック”機能はもともと誤操作を防ぐためのもの。
この機能を最小化したため、キーボード入力中にうっかりパッドに触れると、タップ(クリック)扱いされるようになってしまいます。
トラックパッドのドライバーが、[Ctrl]かどうかを(物理キーじゃなくて)スキャンコードで判断してくれればいいのに…とも思いますが、とりあえずは一件落着です。

Windows 8 プリインストール機に 8 Pro を入れたい

ThinkPad E440を買った

4年半前に買ったThinkPad R400、いろいろヘタってきたのでリプレースを検討。
14インチで1600×900」という、大きすぎず小さすぎず荒すぎず細かすぎずのサイズ感が気に入ったので、今回もThinkPadにしました。



モデル: ThinkPad E440
Rシリーズはディスコンになっていて、後継はLシリーズらしい。
でもR/Lシリーズほどの堅牢性はいらないし(持ち歩かない)、セキュリティもほどほどでいいし(ビジネス用途じゃない)、安めのEシリーズでもいいかなと。
キーボード周りは L・E とも同じみたいですし。
CPU: i5-4200M
i5以上でいちばん安いものに。
メモリ: 4GB
最初から8GBにすると+7,500円ほどしますが、別途4GBを買って自分で増設すれば+5千円程度で済みます。DDR3L-1600(PC3L-12800)、アマゾンだとサムスンエレコムなど。
OS: Windows 8 (64bit)
あとで手持ちの 8 Pro に入れ替えるので、まずは安い8(無印)で。
「8 Pro(64bit)」のプロダクトキーを持っている場合は、8.1 じゃなく 8 を選んだほうがいいです。8.1(無印)→8 Pro のアップグレードはできないようなので。
HDD: 500GB(5400rpm)
これも手持ちのSSDに入れ替えるので、いちばん安いのを。
以上、63,903円(税込、消費税5%時)。75,180円からクーポンで15%OFFでした。
「14インチで1600×900」はマイナーながら他メーカーでも数機種はありますが、このスペックでこの値段に抑えられるのはレノボならでは。
その代わり、注文してから届くまで26日間かかりましたが……。

メモリ増設、HDDをSSDに交換

どちらも裏蓋を外せば簡単にアクセスできます。
最初、裏蓋が固くてなかなか開かず、割れるんじゃないかと心配するくらいのチカラ任せでやっと外せました。

Windows 8.1 Pro にアップグレードする

クリーンインストールしようとすると、かなり大変でした。
プリインストールの Windows 8 を 8 Pro にアップグレードするほうが、圧倒的にお手軽です。

アップグレードは次のような手順になります。
1. HDDの内容をSSDにクローン
元のHDDから起動して、USB接続したSSDにHDDの内容を複製。SSDに付属していたSamsung Data Migration Softwareを使いました。
2. SSDから起動
HDDを取り外しSSDを装着。SSDから Windows 8 が起動することを確認します。
3. Windows 8 Pro にアップグレード
[Windows 8 への機能の追加]→[プロダクト キーは入手済みです] から 8 Pro のプロダクトキーを入力。
4. Media Center Packを持っている場合はさらにアップグレード
上記3.と同じ手順です。
5. ライセンス認証
[Windows のライセンス認証] から再度プロダクトキーを入力。
私の場合、別のPCで使っていたライセンスだったためか、電話認証となりました。しかも長い長い数字(インストールID)を打ち込む自動応答の結果もNGで、オペレーター対応に……。
(日曜の丑三つ時というのに、日本人のオペレーターさんが対応してくれたのには驚きました。質問に正直に答えたところ、すぐに確認IDを発行してもらえました)
6. Windows 8.1 にアップデート
8.1への更新プログラムは[Windows ストア]にあります。Windows Updateを探しても見つからないので要注意です。 8.1 Update (KB2919355) は適用済みのようでした。
注意したい点として、8 Pro のプロダクトキーは 8.1 Pro では使えないみたいです。
「8 → 8.1 にアップデート → 8.1 Pro にアップグレード」…としようとすると、8 Pro のプロダクトキーが使えなくて詰みます。
8 → 8 Pro(→ 8 Media Center)までアップグレードした後で 8.1 にアップデートするのが良さそうです。

Windows 8 Pro をクリーンインストールするには?

この機種に Windows 8 Pro をクリーンインストールするには、大きなハードルが2つ。
  1. WindowsのプロダクトキーがBIOSに書き込まれている
  2. 何かのドライバーが必要
1.は何とかできましたが、2.で行き詰まって、気力が尽きて断念してしまいました。

1.は、OEMライセンス認証(OEM Activation 3.0)と呼ばれる仕組みで、BIOS内にプロダクトキーが埋め込まれているそう。
ディスクから 8 Pro をクリーンインストールしようとしても、プロダクトキーの入力画面が表示される代わりにBIOS内のプロダクトキーが優先して参照されてしまい、これが 8(無印)用のキーのため、8 Pro のインストールができません。

明示的に別のプロダクトキーを与えるには、インストールメディアに EI.cfg と PID.txt というファイルを用意します。
EI.cfg
[EditionID] 
[Channel]
Retail
[VL]
0
PID.txt
[PID] 
Value=XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX

これらのファイルをインストールメディアの Sources ディレクトリに置きます。
USBディスクからインストールする場合はディスク内を直接編集できますが、DVDメディアの場合は、焼く前にファイルを挿し込みます。
  1. インストール用データをMicrosoftのサイトからダウンロード
  2. 「今すぐインストール / メディアを作ってインストール」の選択肢が表示されたら、C:\ESD\sources\ に EI.cfg と PID.txt を置く
  3. 「メディアを作ってインストール」を選んでISOファイルを作成

これでプロダクトキー入りのインストールメディアは完成です。

ただ、私の場合、このメディアでクリーンインストールしようとしたら何かのドライバーが足りずに先に進めず。
何のドライバーかも分からず、調べているうちに「プリインストールの 8 を 8 Pro にアップグレードしたほうがラク」という話を目にしたので、クリーンインストールは諦めました。

なお、ThinkPadの場合、プリインストールされているアプリケーション(PowerDVDなど)は Lenovo のサイトから再入手できません。(ドライバーやユーティリティは入手できます)
とはいえプリインストールのうち Norton Internet Security や Kingsoft Office は試用版なので速攻アンインストールですし、惜しいのは PowerDVD / PowerProducer くらいでしょうか。

ThinkPad E440所感

今まで使っていたThinkPad R400と比べると、HD動画の再生などはとても軽やかに。ただ、前から「SSD+メモリ8GB」だったので、普段使いではそれほど差は体感できません。
とはいえ、ガタが来ていたキーボードや光学ドライブが新品になったのはうれしいものです。

キーボードはアイソレーションになって1列減って配列も変わりましたが、それほど違和感ないです。独立してた音量ボタンがファンクションキー兼用になったのは残念ですが。

いちばん慣れないのが、ボタン一体型になったトラックパッド(クリックパッド)。
  • ボタンがパッドと一体なので、クリックするために押し込む距離が長く、押したと判断されるまでの遊びも大きい(特にセンターボタンやダブルクリック)
  • ボタンがパッドと一体なので、クリック時にポインターが動いちゃう(特にダブルクリック)
  • トラックポイントとパッドの連携がおかしい(トラックポイントでポインターを移動した後、パッドをタップしても初回はクリック扱いにならない?)
  • 【これは解決】トラックパッドのボタンクリック時に、キーボードの[Ctrl]と[CapsLock]を入れ替えたことが認識されない。[Ctrl]+クリック(エクスプローラーの「ファイル複数選択」や、ブラウザの「リンクを新しいタブで開く」)したい場合は元の[Ctrl]ボタンを押さないといけない

「[Ctrl]は[A]の左隣」派としては最後の問題は致命的なので、解決方法を調査中。(追記:解決しました ⇒ 入れ替えた[Ctrl]キーが、トラックパッドのクリック時に認識されないときは

2014-01-08

傷ついたBDから、生き残ったデータだけでも取り出したい

Blu-rayディスクのデータが読めなくなった

ブルーレイディスクに入っていたデータが読めなくなりました。
盤面を目視しても特に傷は見当たりませんが、まあ光ディスクなんてそんなものです。

読めなくなったデータは一部分のはず(と信じたいところ)ですが、Windowsで読み出そうとすると、どうもエクスプローラーが「応答なし」になってしまいます。
ダメになった箇所に記録されていたデータは諦めるにしても、せめてダメになってない箇所のデータは救出したい。「物理的に読めない箇所だけピンポイントに読み飛ばしてくれるツール」はないかな――と探したところ、CDCheckというソフトの存在を知りました。

CDCheck、デフォルト設定だとすごく時間がかかる

CDCheckの概要はITproに日本語の解説記事があったので、それを読むのが手っ取り早いです。
注目のフリーソフト/シェアウエア - CD/DVDをチェックしデータを復旧する「CDCheck」:ITpro

CDCheckという名前ですが、DVDにも使えるようなので、きっとBlu-rayでも大丈夫でしょう。
ソフトの最終更新は2008年、公式サポートOSはVistaまでとなっていましたが、64bitのWindows 8.1でも問題なく動作しました。
個人利用だと無料なのはありがたいです。

実際にデータの救出を行なうにあたって、気をつけたいのが与えるパラメーター。
デフォルトでは、何とかして読み出そうと頑張る設定になっています。一度読めなかったセクタでも何度かリトライしたり、タイムアウトが長めだったり。
そのため、読めない箇所が多い場合、とんでもない時間がかかります。

実際、異常のあるらしき箇所に到達してからは、10時間経っても1%も進まなくなってしまいました。
いったん作業を中断して、パラメーターを変更して最初からやり直し。

具体的には、次の設定を変えました。
3.1. Unreadability / 読出不能と判断するまでのリトライ回数
3 → 1
3.3 Timeout / セクタ修復のタイムアウト(秒)
30 → 1

これでぶん回してみたところ、一昼夜で処理完了。正確には、45GBを吸い出すのに17時間15分。エラーが10474箇所あったそうです。
レポートによると、問題ない部分は8.8MB/sで読めていたそうなので、正常なディスクであれば1時間半で読み終えていたところを、追加で16時間弱、がんばってくれていた計算です。

別解: ddrescue

もっとも、こういう「壊れた部分はハナから諦めてもいい」場合は、ddrescueのほうが早く終わってよかったのかもしれません。
特選フリーソフト - 不良ディスクからデータを回収するGNU ddrescue:ITpro

2013-10-20

Windows 8.1にアップデートした

メインマシンをWindows 8.1にアップデートしてみました。



スタートボタン復活はClassic Shellを使っているので、正直なところ今さらどうでもいいのですが、まあ、アップデートは無償ということで、せっかくですし。

Windows 8.1へのアップデート方法

手順はMicrosoftのサイトにあるWindows 8 から Windows 8.1 にアップデートするのとおり。

Microsoftアカウントに紐付けないで使うなら「ローカル アカウントの使用を続けるには」に目を通しておきます。
[新しいアカウントの作成] を選択したうえで [既存のアカウントを使用] を選ぶ、というのはちょっと分かりにくい。

アップデートしたら初期化された設定


8.1にアップデートしたら、いくつか設定が初期化されてしまいました。

マシン起動時に自動ログオン:
  1. 「ファイル名を指定して実行」(Win+R)で「control userpasswords2」
  2. 「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要(E)」のチェックを外す

ログオン時にデスクトップを自動表示:
  1. タスクバーを右クリックして「プロパティ(R)」
  2. 「ナビゲーション」タブの「サインイン時または画面上のすべてのアプリを終了したときに、スタート画面ではなくデスクトップに移動する(D)」にチェック。

CapsLockキーとCtrlキーの入れ替え:
  1. regeditで HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout
  2. [新規]→[バイナリ値]、名前は「Scancode Map」
  3. 00 00 00 00
    00 00 00 00
    03 00 00 00
    1d 00 3a 00
    3a 00 1d 00
    00 00 00 00
  4. 再起動

あと、「Lenovo Auto Scroll Utility」をWin8.1アップデート前にアンインストールさせられたので、Lenovoのサイトから再導入。
対応OSに「Windows 8.1 64bit」が入っているので安心してインストールできます。

8.1に上げて何が変わった?

スタートボタンはもともとClassic Shell使ってるし、モダンUIやWindowsストアも使ってないので目に見える恩恵は今のところなし。
これまでのWindowsでのSP(サービスパック)を入れたような安心感が得られる、というのがいちばん大きいでしょうか。

2013-01-31

VAIO type PにWindows 8 (製品版)を導入した(けど耐え切れず7に戻した)

Consumer Previewを入れてあったVAIO type P(VGN-P91HS)。キビキビ動いてくれて充分実用的でした。
プレビュー版の使用期限が切れたので、製品版Windows 8を導入します。
(後述しますが、実は製品版だと全然キビキビではなく残念すぎ)

導入方法はConsumer Previewと同じ

Consumer Previewのときとまったく同じ方法で導入できました。
アップグレード版をクリーンインストールする場合は優待購入したダウンロード版Windows 8、他のPCに64bit版をクリーンインストールも参考にどうぞ。(特にインストーラーが「リムーバブルドライブが見つからない」みたいなエラーで止まってしまう場合など)

インテルWiMAX/WiFi Link 5150はやっぱり自分でドライバを導入
WiMAXモデルの場合は無線LANのドライバを自分で導入しなければならないのも相変わらずです。そしてWiFiは使えるようになっても、WiMAXを使うにはさらに何かを入れなきゃいけないのも同じ。(私はWiMAXは使っていないのでそれ以上は確かめていません) インテルのサイトの最新版は15.xになっていましたが、14.x同様インストーラーを実行してもドライバーが導入されません。13.5.0ならOK。
グラフィックドライバも自分で導入
Windows標準搭載のドライバーは描画が遅いし外部ディスプレイも使えません。ドライバーは、前回同様インテルからダウンロードしてもいいんでしょうが、今回はUSのSonyのサイトからVAIO type P用の最新版8.14.10.2024を入れてみました。 インテル純正との違いは今のところ不明。エクスペリエンス インデックスの計測をしようとすると途中で止まるのも純正と同じです。

製品版はConsumer Previewよりかなり重い…

導入してみて分かったのが、製品版Windows 8はConsumer Previewよりかなり重いということ。

タスク マネージャーを見てみると、「デスクトップ ウィンドウ マネージャー」(DWM)がリソースをがっつり持っていっています。

メモリは2GB中の50MB程度なら許容範囲ですが、問題はCPU。非力なAtom Z520だと、何かするたびに演算力を半分近く持っていかれて、かなりしんどいです。

Consumer PreviewではAeroをオフにすることでDWMを使わないようにできたのですが、製品版ではDWMを無効化できないようで。

Windows 7に戻そうかな……。

(追記)
耐えかねてWin7に戻しました。
Win7は起動してしまえば、まあ実用レベルです(Aeroを切ってあれば)。
ただ、起動にはSSDでも1分以上かかります。Win8は起動は製品版でもえらく速かったので、DWMを切る方法が見つかったらまたWin8にしたいところ。

(追記2)
試してないけど、DWMを切る方法。切った後はエクスプローラー使用禁止らしいですが。
Desktop Window Manager is always on (Windows)のコメント:
  1. Go to %WINDIR%\system32
  2. Right click on dwm.exe and select Properties → Security → Advanced → Change owner → Take ownership of file.
  3. Accept all changes, close the properties dialog, then right click on dwm.exe and select Properties → Security → Advanced → Change permissions
  4. Add Everyone → Deny Execute
  5. Accept all changes and save
  6. Now here is a tricky part, you HAVE to kill two programs Explorer.exe and dwm.exe by means of using Elevated Command prompt and typing "tskill explorer /a" and "tskill dwm /a".
Warning! You have to kill first explorer and then dwm as if you do it in other order, you will meet the black screen in which only "Top most" windows will be shown. During all time explorer MUST be not working. In order to use explorer (and Modern apps of Windows 8) again you have to reverse the procedure. (One can combine this with CreateDesktop → SwitchDesktop sort of program for automation and safety of this procedure)

2012-11-12

ThinkPad R400をWindows 8にしたら、ホットキーはLenovo純正ドライバーを入れたい

たいていの機能はWindows 8標準で動くけれど、ホットキーはダメだった

ThinkPad R400をWindows 8 Pro (64bit) にアップグレードしました。
Windows 8特有のUIにはまだ慣れませんが、起動/終了が速いのはうれしいです。

素のWindows 8のままでもたいていの機能は普通に動きますが、いくつか気になることがあります。

たとえばホットキー。ファンクションキーの上にある音量ボタンは、
  • ミュートボタンが機能しない
  • 音量上下ボタンの刻みが細かすぎる(50段階だったのが100段階になった)
音量ボタンはともかく、ミュートボタンが使えないのはちょっと困ります。

「ホットキー機能統合」をインストール

メーカー(Lenovo)サイトの最新公開ドライバー一覧を見ると、「ホットキー機能統合」というドライバーが見つかりました。

2つありますが、「(Windows 8/7/XP)」と書かれているほう(バージョン4.14.0100)は対応機種が新しめのものに限られていて、R400では導入できません。「(Windows 7/Vista/XP/2000)」のほう(バージョン3.81.0100)を導入します。Windows 8とは書かれていませんが、大丈夫でした。



最低限「Lenovo システム制御ドライバ」さえ入れればホットキーは使えそうです。他を導入するかどうかは趣味で。
ThinkPad全画面拡大機能
Fn+スペースで拡大表示します。(Win7時代には入れていましたが、使わないどころか、うっかり押してイラッとすることがあったので私はパス)
Lenovo Auto Scroll Utility
ウィンドウが画面からはみ出しているとき、マウスポインターをはみ出している辺に持って行くだけで、そのウィンドウが画面内に収まるようにスクロールしてくれたりします。地味にかなり便利。
Lenovo Path Utility
READMEによると「お使いのシステムで上記のユーティリティ・ソフトウェアに不具合が発生した場合に、このユーティリティは、適切な修正を迅速に適用することを可能にします」とのこと。
オン スクリーン表示
音量ボタンなどを押した時に、押したボタンの内容を一時的に画面に表示します。OS標準でも持っている機能ですが、こちらのほうが大きくて黒字に白表示なので視認性が良いです。

これで無事ミュートできるようになりました。音量や画面輝度の調整の刻みも1つ飛ばしになってくれて、――音量は100段階だと細かすぎたので50段階でちょうど良くなったのですが、画面輝度は元から15段階しかなかったから1つ飛ばしじゃなくても良かったかも。
まあ、キーボード操作ではなくWindowsの機能を使えば細かい調整は引き続き可能なので、とりあえずこれでよしとします。

あと、ドライバーを入れる前がどうだったか覚えてませんが、Fn+PgUpでキーボードライトのON/OFFも可能です。

2012-11-11

優待購入したダウンロード版Windows 8、他のPCに64bit版をクリーンインストール

この記事のまとめ

要は「Windows 7から8に優待アップグレードしたよ」という話なんですが、次のような条件でも可能なのでしょうか(技術的に&ライセンス的に)――というあたりをまとめました。
  • パッケージ(DVD)版ではなくダウンロード版
  • 優待対象となるPCとは別のPCに導入
  • 32bit版から64bit版へアップグレード
  • Windows 7を使っていたHDDとは別のディスクにクリーンインストール

1,200円の優待購入は他のPCに使ってもいい

Windows 7 パソコンを買って、Windows 8 Pro を1,200 円 (税込)で手に入れよう」という優待購入プログラム。アップグレード版とはいえWindowsがそんなお手頃価格で買えるとは!

さすがにこのお値段で買うためには、いくつか条件があります。(詳細は優待購入プログラム概要をご確認ください)
  • 2012/6/2~2013/1/31に新規に、プリインストールまたはDSP版Windows 7を購入
  • 個人のみ、1人5台分まで
  • ダウンロード版のみ(ダウンロード後、自分でインストールDVD/USBの作成は可能)
(最近Windows 7を買ったわけじゃない人は、同期間中なら3本まで3,300円でアップグレードできます)

おもしろいのが「提供されるライセンス」です。
各アップグレード ライセンスは、1 台の PC にのみ適用され、対象となっているオペレーティング システム (Windows XP SP3、Windows Vista、または Windows 7)に対して有効な基本ライセンスが付与されている PC にのみインストールできます。

今回のご提供は、対象 PC を購入して参加条件を満たしたお客様に限られますが、システム要件を満たすいずれの PC に対してもインストールできます (Windows 8 のシステム要件をご参照ください)。 最新のソフトウェアやドライバーなど、PC を Windows 8 にアップグレードする方法の詳細は、各 PC メーカーの Web サイトを参照してください。
優待購入プログラムの対象となったWindows 7のPCではなく、手持ちの別のWindows PCに入れてもいいと言うのです。そりゃありがたい!

32ビット版→64ビット版のアップグレードも可能

というわけでVista時代に買った3年モノのThinkPad R400をWindows 8にアップグレードしたいと思います。
……はて、今は32bit版(Windows 7 Home Premium)が入っているのですが、これを64bit版(Windows 8)にアップグレードすることはできるのでしょうか?

購入前によく寄せられる質問によると「64ビット版のインストールDVDがあれば可能」とあります。
ただ、32ビット版のWindows上では32ビット版のWindows 8しかダウンロードできません。64ビット版のWindows 8は、64ビット版のWindowsからしかダウンロードできないのです。

一瞬「宝箱の鍵が宝箱の中に入ってる状態?」と思えますが、Windows 8をインストールしようとしているPCとは別のPCでダウンロードしてDVDを作成すればOK、という意味でした。

プロダクトキーは32ビット・64ビットで共通
うっかり32ビットWindows上で優待購入してしまい、32ビット版Windows 8をダウンロードしてしまった……という場合も心配いりません。64ビット版Windows上でWindows 8 のセットアップを実行し、先ほど購入した際にメールで送られてきたプロダクトキーを入力すれば、64ビット版のダウンロード・DVD作成が可能です。
64ビット版のPCにDVDドライブがなくてもOK
64ビットWindowsの入ったPCはあるけど、そのPCではDVDが焼けない……という場合もOK。ダウンロード後にDVD作成を選んだ場合、実際にはISOファイルが作成されるだけです。できたISOファイルをDVDドライブのあるPC(32ビット版でも可)に移してから焼けば大丈夫です。

64ビット版Windowsをそもそも持っていないんだけど……という場合は?

PCを借りる
「インストールしたいPCとは別PCでダウンロードしてOK」と明言されているので、友だちや職場やネットカフェのPCが64ビットなら、それを貸してもらえばよさそうです。
諦めてDVDを買う
ダウンロード版を購入するときにDVDも併せて買うことができます。ダウンロード版を購入済みの場合はDVDを追加購入できます。送料込で約2千円、お届けには1~2週間くらいとのこと。
そんなに待てない!という場合は…はなからダウンロード版は買わずに、発売記念優待版(DVD)をお店で買うのがいいのかもしれません。6千円ほどしますが(アマゾンだと5,495円)、すぐに手に入ります。
評価版を使う
Windows 8発売前に配布されていたConsumer Preview/Release Previewを64ビット版で使っていた場合は、そこでダウンロードできそうです。Windows 8 Enterprise 90日間評価版でも行けるかもしれません。(評価版をそのような目的で利用することがライセンス的にどうなのかは確認してません、自己責任でどうぞ)

アップグレード版をクリーンインストールするには

32ビット版から64ビット版へアップグレードする場合は「新規インストール」しか選べません。データや設定・プログラムなどを引き継ぐことはできないのです。
さらに、デュアルブートも許可されていません。(元のPCに付属していたリカバリメディアを使って旧バージョンを再インストールすることは許可されています)

となると、いっそクリーンインストールのほうがいいのかも、という気持ちになってきますが、「別のパーティションへのインストール」は許可されています。

じゃあせっかくなのでWindows 7とは別のディスクにインストールすることにします。(ちょうどHDDからSSDに変えようかなと思っていたところでしたし。別ディスクにインストールするならバックアップの手間も省けますし)

ところがインストールは途中で止まってしまいます。エラーメッセージを読むと英語で「リムーバブルドライブがない」というような内容。なんでここで外付けディスクの話が……?

しばらく悩んだ末、気づきました。アップグレード版ですから、「Windows XP/Vista/7がインストールされているかどうか」を探したのでは? 内蔵ディスクを探し、見つからなかったので次は外付けディスクを探そうとして、こんなエラーになっているのでは?

そこで、それまで使っていたWindows 7が入ったままのHDDをUSB変換アダプタで接続してからインストーラーを再起動。
――ビンゴです! インストーラーを先に進めることができました。

あとは画面の指示に従って進めていけば、無事、64bit版Windows 8導入完了です。
もちろんライセンス認証もOKです。

ついでなのでMedia Centerを無料(期間限定)で導入

ところでWindows 8では標準状態ではDVD再生機能などが省かれてしまいました。
これらの機能を使うには「Windows 8 Media Center Pack」を800円でダウンロード購入するか、別途DVD再生ソフトを購入する必要があるのですが……。

今なら期間限定で(2013/1/31まで)無料で入手できるのです。せっかくなので忘れずに導入しておきましょう。

なお、申し込んでからプロダクトキーがメールで送られてくるまでは時間がかかることがあります。私は土曜日の夜に登録して、届いたのは月曜の朝でした。

2012-07-27

ディスコンが噂されるWindows版Safariのインストーラーをローカルから救い出す

※追記:今はAppleのサイトからWindows用Safari 5.1.7を普通にダウンロードできます。
ただしMacの最新版Safariで修正されているセキュリティの問題に未対応のため、リスクを理解したうえでご利用ください。

OS X Mountain Lion(10.8)が出るとともにSafariもバージョン6になったそうですが、AppleのサイトからWindows版がなくなり、ディスコンなのではないかと噂されています。
Windows版のダウンロードボタンが消滅:Mac版「Safari 6」リリース OS X Lionアップデートも(ITmedia)
Apple製Webブラウザー「Safari」のWindows版が日本語公式サイトから消失(インプレス 窓の杜)

Windows版の準備が遅れているだけなのかもしれませんが、このままなくなってしまうとなると、ちょっと残念です。Windows版Safariは動作は重いけど、フォントレンダリングが独特なので重宝していた人もいるのではないでしょうか。

もうダウンロードできないとなると、インストーラーを確保しておきたくなるのが人の常ですが、既にWindows版を使っていた人の場合、実はローカルHDDにインストーラーが保存されているのです。

C:\ProgramData\Apple Computer\Installer Cache\ を覗くとiTunesやQuickTimeやSafariのインストーラーがバージョンごとに残っています。「Safari 5.34.57.2」フォルダが最新版(v5.1.7)になるので、このフォルダをバックアップしておけば、とりあえず安心。

2012-04-25

VAIO type PでWindows 8(Consumer Preview)を使う~その3

VAIO type P(VGN-P91HS)でWindows 8 Consumer Preview(Win8CP)を使う

その1その2のつづきです。

スティックポインターも使えた

Win8CP標準ドライバーでも、ポインター移動とか左右クリックなどの通常の機能は使えます。
ただ、「真ん中ボタン押下+スティックでスクロール」ができないのが残念。

VGN-P*0「Pointing Driver Ver.7.0.503.3」アップデートプログラムとかAlps® StickPointer for VAIO® Driverあたりを入れちゃえばいいのかな……と思ったら、入れても変わらず。

調べてみるとWin7の頃から同様の問題はあったようで、結論としては、
  • ドライバーは標準の「PS/2 互換マウス」にする
  • その上でWheel Ballなどのマウス挙動カスタマイズツールを使う
というのがオススメのようです。

Fnキーで画面の輝度調整をしたい

いろいろ試行錯誤した結果、使えるようになったのですが、最終的に何が必要だったのかわからない状況に……。
これから試す方は、①から順番に確認してみていただければ。

① VES(VAIO Event Service)(必須)
【たぶん大丈夫な方法】
リカバリディスクからMODJ-138003をmod2wimを使って抽出。
mod2wimの使い方はVAIO type P wikiなどを参考に。

【行けるかどうか分からない方法】
ソニーUSのサイトからSony® Notebook UtilitiesVAIO® Event Service Updateを入れる。

② VAIO Shared Library(たぶん必要)
VAIO Windows 7アップグレードユーティリティーのサイトからダウンロード。(参考:Windows 7をクリーンインストールしたVAIOにアップグレードユーティリティーを適用する方法 - $mobile++

③ Sony Firmware Extension Parser Driver(要るかどうか不明)
【たぶん大丈夫な方法】
「Sony Firmware Extension Parser Device Driver Ver.8.0.1.1112」アップデートプログラムからダウンロード。

【怪しい方法】
ソニー欧州からFTPでダウンロードし、展開後、デバイスマネージャーの「不明なデバイス」→ドライバー更新→展開したフォルダを指定。

【ダメっぽい方法】
ソニーUSのSony® Firmware Extension Parser Device Driver

参考サイト

Win7をtype Pに入れる方法がたいへん参考になりました。
VAIO type PへのWindows 7のクリーンインストール - $mobile++
VAIO type P に Windows 7 インストールまとめ (2009年6月発売モデル用) - Kenichi Maehashi's Blog

あと役に立ったという点ではこちらも。
ソニーUSのダウンロードサイト

2012-03-21

VAIO type PでWindows 8(Consumer Preview)を使う~その2

VAIO type P(VGN-P91HS)でWindows 8(Consumer Preview)を使っていて、いくつか気づいたことを。

※導入についてはその1をご覧ください。

キーボードレイアウトがUS101になってる

「@」を入力しようとしたら「[」が出てきました……。
キーボード配列がなぜか英語配列になっているので、日本語配列に変更します。
  1. [デバイス マネージャー]→[キーボード]
  2. 「標準PS/2キーボード」を右クリック→[プロパティ]
  3. [ドライバー]タブ→[ドライバーの更新(P)...]
  4. [コンピューターを参照してドライバー ソフトウェアを検索します(R)]
  5. [コンピューター上のデバイス ドライバーの一覧から選択します(L)]
  6. [互換性のあるハードウェアを表示(C)]のチェックを外す
  7. [製造元]は[(標準キーボード)]、[モデル]は[日本語PS/2キーボード(106/109キー)]」

日本語配列に変えても、いつの間にかまた英語配列に戻ってしまう問題があります。
今のところ、「高速スタートアップを無効にする」という消極的な手段でしか解消できないようです。
[Win8CP] キーボードで押した文字とは違う文字が表示される - Microsoft Answers

Webブラウザが重い

IEは重いですが、Google Chromeを入れれば軽快です。

2012-03-20

VAIO type PにWindows 8 Consumer Previewをインストールしてみた

VAIO type P(VGN-P91HS)にWindows 8 Consumer Preview(Win8CP)をインストールしてみました。
インストールしただけではいくつか使えない機能がありましたが、別途ドライバーを導入すれば解消するものもあります。

意外とキビキビ動きます

前評判どおり、起動はとても速いです。コールドブートでログオン可能になるまで約20秒。SSDに換装しているとは言え、驚異的なスピードです。

このVAIO type Pは筐体が小さいかわりにCPUがAtom Z520(1.33GHz)、グラフィックスがIntel GMA500という、かなり限界にチャレンジした仕様。購入時にプリインされていたVistaははっきり言って実用性があるとは思えず、Linux(Ubuntu)を入れて使っていました。
しかしGMA500はLinuxでも色々ややこしい問題を抱えていてアタマが痛かったのですが、Win8なら(チューニングすれば)実用になるかも。

追記:
Consumer Previewのときはそう思ってたのですが、Windows 8製品版だと残念ながらそこまで軽くないです。
詳しくは⇒VAIO type PにWindows 8(製品版)を導入

Win8 CPインストール直後のエクスペリエンス インデックスはこんなでした。
CPUが1.3と全力で足を引っぱっています。HDDはSSDに換装できますが、Atom Zは換装できないのが残念。

グラフィックスのスコアも2.0と振るいませんが、これは後でグラフィックスドライバーを入れ替えて向上しているはずです。
入れ替え後はエクスペリエンス インデックスを計測するとブルースクリーンが出るようになってしまい、スコアは残念ながら不明。

HDDが6.4とずば抜けて良いのは、前述したとおりSSDに換装してるため。
1.8インチZIFコネクタというレアなタイプが必要なので32GBで1万円前後と安くないですが、効果は抜群です。
Win8CPのインストール直後の状態でのディスク使用量は12GB弱だったので、デュアルブートにしなければ32GBでも支障はなさそう。

素の状態では機能しないもの

Win8CPをインストールしただけの素の状態では、いくつかの機能が動作しません。
他にもあるでしょうが、とりあえず気づいたのは下記。
  • 無線LANが使えない(解決)
    ただしネットを探すと、type Pでも普通にWiFiが利用できている人が多い模様。ウチのVAIOは「Intel WiMAX/WiFi Link 5150」というWiMAX兼用の珍しいアダプタを積んでいるため、Win8CPにはドライバーが搭載されていないようです。
  • 描画が遅い(解決)
    グラフィックスチップ(Intel GMA500)のドライバーも載っておらず、MS標準ドライバーで動いているようです。そのためか描画が重いです。
    もっとも1600×768という希少解像度を標準で認識しているだけでも驚きではあるのですが。
  • VAIO固有機能が使えない
    素のWindowsなのだから当たり前ですが、たとえば「いたわり充電」設定などのソニー独自の機能は利用できません。あとFn+ファンクションキーで液晶輝度変更も機能せず(音量変更は可能)。

いろいろ試行錯誤した結果、上の2つは何とかなりました。

無線LANを使えるようにする

無線LANが使えない状態で無線LANのドライバーをネットからどうやってダウンロードするかという問題がありますが、とりあえずディスプレイ/LANアダプターVGP-DA10(別売)を使った有線LANは、Win8CP標準状態で機能します。
持ってないという方は、これを機に買っちゃうか、または他のPCからファイルをUSBメモリ等でコピーしてきてください。または、USBのWiFiアダプタやLANアダプタなら動くものもあるかも(未確認)。

インテルのダウンロード・センターから、「インテル WiMAX/WiFi Link 5150」用ドライバ(Windows 7 (32bit)版)をダウンロードします。
ただ、現在の最新版14.3.1を含む14.x系はどれも動きませんでした。13.系の最終となる13.5.0あたりが「動く中では最新」でしょうか。

ドライバーのみ(ICS_Ds32.exe / 8MB)とソフトウェア付き(ICS_s32.exe / 36MB)の2種類がありますが、「ドライバーのみ」のほうでたぶん大丈夫です。

そのままインストールするとうまくいかないので、エクスプローラー上でインストーラーを右クリックして [互換性のトラブルシューティング(Y)] を選びます。
次いで、
[問題のトラブルシューティング]
[以前のバージョンのWindowsで動作していたプログラムがインストールできない、または実行できない]
(このプログラムが以前動作していたWindowsのバージョン)[Windows 7]
と進みます。

「プログラムの互換性設定をテストします」という画面になり、[プログラムのテスト...]を押さないと先に進めないのでボタンを押すと、インストーラーが起動します。

インストールが完了したら、もうこのインストーラーの互換性設定は必要ないので、[次へ(N)]を押さずに[キャンセル]を押しちゃって問題ありません。

デバイス マネージャーを見て、ネットワークアダプターとして「Intel(R) WiFi Link 5150」が認識されていればOKです。

(ドライバー導入前)⇒

(ドライバー導入後)⇒

「ほかのデバイス」内の「ネットワーク コントローラー」がなくなり、「ネットワーク アダプター」内に「Intel(R) WiFi Link 5150」が登場。

WiMAXは相変わらず機能しないようですが、私はWiMAXは使ってないので、これ以上は調べてないです。

グラフィックスの機能と性能を向上させる

Win8CPに標準搭載されているグラフィックスドライバーは、type Pのグラフィックスチップ(Intel GMA500)に最適化されているわけではなく、性能は(頑張ってはいるものの)良いとは言えません。

また、標準ドライバーでは外部ディスプレイが利用できないという問題もあります。
プロジェクターにつなげないというのは、仕事で使うには困りもの。

というわけで、再びインテルのサイトからドライバーをダウンロードします。
こちらは現在の最新版 5.0.0.2030で大丈夫でした。

(ドライバー導入前)⇒

(ドライバー導入後)⇒



Win+Pを押して外部ディスプレイも利用可能になりました。
(Plug and Playが微妙で、起動時にプロジェクター等に接続されてないとダメかも)

惜しむらくは、エクスペリエンス インデックスの再計測をしようとすると、途中でブルースクリーンになってしまうこと。
日常利用ではまだブルースクリーンが出たことはないので、今のところ特に困ってはいません。

VAIO固有機能を使えるようにしたい

元が非力なマシンなので、VAIOプリインソフトを進んで使おうとは思わないのですが、「バッテリーいたわり充電」の設定ソフトだけは使えるようにしたいものです。
いたわり充電とは、バッテリー自身に「80%までしか充電しない」等の情報を書き込むことで、バッテリーの寿命を延ばす仕組み。とはいえtype Pはバッテリー容量が小さい上にバッテリー消費量が激しく、20%も余力を残していたわってる場合じゃないことも多いのですが……。

夜も更けてきたので、とりあえず今日はここまで。
ここまででも、後はPowerPoint ViewerやAdobe Readerなどを入れて「Aeroを切る」等のチューニングをおこなえば、小さくて軽い筐体を活かした「気軽に持ち運んでプロジェクターに接続するプレゼン専用マシン」としては実用レベルに達した感があります。

追記:
いたわり充電を導入してる方がいました。
Vaio Type PにWindows 8をクリーンインストール | Windows8 Room
下記を導入するようです。
SETTING_UTILITY_SERIES_5.0_5.0.0.07300.ZIP
VAIO Event Service 5.1 – 5.1.0.11300.ZIP
VAIO_POWER_MANAGEMENT_5.0_5.0.0.11300.ZIP
VAIO_CONTROL_CENTER_4.4.0.11260.EXE

つづき

その2 ~ キーボードレイアウトがUS101になってしまう?
その3 ~ スティックポインター/Fnキーで画面輝度変更

2010-01-07

ThinkPadのトラックポイントでiTunesやSafariもスクロール可能に(Windows 7篇)

ThinkPadの象徴とも言えるトラックポイント(TrackPoint)。
マウスポインタを動かすのに使いますが、左右のクリックボタンの間にある「スクロールボタン」を押しながらだとウィンドウのスクロールもできるので便利です。

ところがiTunesやSafariだとスクロールしてくれません。
Firefoxだと縦スクロールはできますが、横スクロールができません。

というわけでググると解決策が見つかるのですが、ThinkPadの機種やWindowsのバージョンによって扱うファイルが違う模様。私の場合はどうだったか、まとめておきます。

対象環境

【機種】ThinkPad R400
【OS】Windows 7(Home Premium)

Vistaプリインストールモデルでしたが、Lenovoの優待アップグレードキャンペーンによるアップグレードキットのディスクからクリーンインストールしています。
(なぜアップグレードインストールではなくクリーンインストールかというと、Win7RCを入れていたからです…。Win7製品版はRCからのアップグレードインストールができないので)

編集するファイル

tp4table.dat というファイルを編集するのですが、在処は C:\Program Files\Synaptics\SynTP\ でした。

このファイルはただのテキストファイルで改行もCRLFなので、メモ帳でも編集できます。
ただし Program Files 配下ですので、UACに引っかかります。管理者権限で編集しましょう。

うっかり管理者権限なしで編集してしまった場合は、
C:\Users\*\AppData\Local\VirtualStore\Program Files\Synaptics\SynTP\tp4table.dat
として保存されているはずなので、それを C:\Program Files\Synaptics\SynTP\ に移動します。

編集内容

ファイル内の次のような場所を探して、その直前にでも書くことにします。
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
; Pass 1 rules (These rules run last)

なぜそこに書くかというと、
; Pass 0 rules (These rules run first)
; Pass 1 rules (These rules run last)
; If no scrolling method was found with the builtin logic, then
; these rules are checked.
とあって「まずは Pass 0 rules、ダメなら Pass 1 rules」という雰囲気なので、じゃあまずは Pass 0 rules に書いてみますか、という程度の理由です。

次のように書いてみました。
; iTunes/Safari/Firefox
*,*,itunes.exe,*,*,*,WheelVkey,0,9
*,*,safari.exe,*,*,*,WheelVkey,0,9
*,*,firefox.exe,*,*,*,WheelVkey,0,9

Pass 0 rules にあらかじめ書かれているルールをコピペして、それっぽいところを書き換えただけです。
なお「WheelVkey」ではなく「WheelStd」と説明しているサイトもありますが、私が試した範囲では、「WheelStd」だと横スクロールができませんでした。

ただ、iTunesは「WheelVkey」と書いても横スクロールできませんでした。(縦スクロールはできます)
tp4table.dat には記述の意味も説明されてたので、それに従ってパラメータを変えてみたり Pass 1 rules に書いてみたりしましたが、しばらく試行錯誤してもiTunesを横スクロールさせる方法は見つからず断念。ググっても分かりませんでした。

再起動するプロセス

設定ファイルを編集しただけではトラックポイントの動作は変わりません。
OSを再起動すれば新しい設定が反映されるのですが、それだと面倒なので、トラックポイントを司るプロセスだけ再起動させます。

プロセスを tp4serv.exe と説明しているサイトが多いのですが、私の環境ではそんなプロセスはなく、代わりに SynTPEnh.exe を再起動してみたらうまくいきました。SynTPEnh.exe は tp4table.dat と同じフォルダにあります。

ちなみに「再起動」の手順は、「タスク マネージャーで強制終了」→「エクスプローラーから起動」です。

2009-11-16

Windows 7にしたら、Tere TermのCygwin接続(cygterm)で邪魔な黒いウィンドウが出てくるけど

telnet/sshクライアントにはTera Termを使っています。Cygwinを使うときにも重宝していたのですが、Windows 7にしてから、Cygwin接続(cygterm)の機能を使うと、必要のない黒いウィンドウが2つも開いて、じつに邪魔でした。

Cygwin自体が使えないわけじゃないので我慢してましたが、思い立って調べてみたら Cygwinバージョン1.7ならWin7でも大丈夫 とのこと。1.7はまだβですが、入れてみたら確かにこの問題は解決。

なお、1.7になっていろいろ変わっているのでちょっと注意。

2009-06-26

Windows 7、期間限定で6,980円!?(そして瞬殺)

「Windows 7」の予約販売が始まりました。NTT-X Storeでは、アップグレード版が期間限定とはいえ、想像以上に安いお値段となっています。
Windows 7 Home Premium: 7,777円 →6,980円(税込、送料込)
Windows 7 Professional : 14,777円 →13,180円(税込、送料込)

「アップグレード版」と謳いつつ「何からアップグレードできるのか」が全く書かれていないのでドキドキしますが、ビックカメラ.comによるとアップグレード対象は以下製品となっています。
・Windows Vista すべてのエディション
・Windows XP すべてのエディション
(パッケージ/プレインストール問わず)
かなり大盤振る舞いと言えます。特に XP Homeや Vista Home Basicといった下っ端エディションが優待されるのはこれが最初で最後かもしれません。

ちなみにビックカメラ.comは送料無料・10%ポイント還元なので、NTT-X Storeのほうが数十円ですが安いです。7月5日(日)までの10日間限定、しかも数量限定なのでそれより早く売り切れてしまう可能性もありますので、お早めに!

追記:
7千円のHome Premiumは当日中に完売、1万4千円のProfessionalも翌日昼に完売とのこと。数量は3万本(内訳不明)、「今後、同様なキャンペーンを行う予定はないとしている」だそうです。
とりあえずアマゾンで1本ずつ押さえておいて良かった……。(上でオススメしたNTT-X Storeよりは僅かに高かったですが、アマゾンならキャンセルするかどうかを発送前日まで心おきなく悩めるので)

2009-03-19

Windows XP用更新プログラム(KB967715)を何度もインストールしたくない

更新プログラム KB967715 がたくさん
Windows XP(SP3)を使っているのですが、さいきんWindows Updateの「更新プログラム(KB967715)」を何度もインストールさせられる現象が発生。

インストールが成功した(ようにみえる)のに、次にマシンを起動したときにまたインストールしろと言われるのです。またインストールすれば済む話ではありますが、片手じゃ数え切れないくらいの回数を経るとさすがにイラッとくるので、調べてみました。

同じ経験をしている人はけっこういるようで、解決方法はあっさり発見。
「更新プログラムをダウンロードしておいて、セーフモードでインストール」という方法がポピュラーみたいですが、個人的には次の方法がスマートな上に、悪の根源を退治した気分になれました。

Microsoft Update失敗したらageるスレ 21
145 :名無し~3.EXE:2009/02/27(金) 12:59:28 ID:oWMK8Y0r
KB967715 インストールしても何度も出てくる問題。
XP XP2だけど、問題のあるPCのレジストリには
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\policies\explorer\
のキーがすでにあって、インストールしてもHonorAutorunSettingの値が自動生成されない
ので、explorer先頭を大文字に変えて ↓
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\policies\Explorer\
インストールしたら、出なくなった。
一応、このキーの下にHonorAutorunSettingの値が自動生成されていた。

大文字小文字の違いが原因とは……典型的なバグで、親近感すら湧いてきます。

なお、「explorer」→「Explorer」とリネームしようとすると「名前を変更できません。指定されたキー名は既に存在します」と怒られます。さっきはcase sensitiveな扱いのためにエラーになったのに、今回はcase insensitiveな扱いをされてエラーになった模様。一体どっちなんだという気もしますが、考えてみれば「explorer」と「Explorer」というキーをそれぞれ作れちゃったらそれこそバグの温床となりかねないので、これはこれで妥当な対応でしょうか。
こういうときは例えば「explorer」→「_xplorer」→「Explorer」のように、いったん違う名前にリネームすれば大丈夫です。

ちなみにこの更新プログラム、「自動実行(Autorun.inf)をちゃんと無効(無視)できるようにする」という結構重要なもの。Autorun.infは「CD/DVDからソフトをインストールする際、ディスクを入れただけで自動的にインストーラーが起動する」という便利な機能を提供するものではありますが、最近はUSBメモリやメモリーカード経由でウイルスを拡散する手口に使われることのほうがむしろ多いようで。
「もともと自動実行はオフにしてるよ」というパワーユーザーな方は、これを機に本当に無効にできているか確認してみるとよいかもしれません。オフにしていたつもりで、実は抜け道が残っていたという可能性もあります。

2009-01-12

「Windows 7」ベータ版、日本語版ももう配布中

USでは現地時間1/9(金)から配布中の「Windows 7」ベータ版ですが、時差の関係で日本時間では1/10(土)と3連休初日に当たってしまう関係からか、日本のサイトでは連休明けの「1月13日よりベータ版をお試しいただけます」と書かれていてガッカリです。

……と思ったら、USの「Windows 7」公式サイトでダウンロードする際に、言語としてJapaneseを選べば普通に日本語版がダウンロードできるのでした。32bit版・64bit版両方提供されています。
32bit版は2.5GB、64bit版は3.2GBでしたが、標準で分散ダウンロードが行われるので、そんなに時間はかかりません。私の場合、コンスタントに2MB/sくらい出ていたので2~30分くらいでダウンロードできました。
ダウンロードしようとすると専用のダウンローダーが起ち上がるのですが、見た感じ、akamaiのCDNサーバ4台に同時につないで分散ダウンロードしているようです。

ただ、私の場合、Firefox 3からだとそのダウンローダーが起ち上がらなかったので、IEでやり直しました。そのため、プロダクトキーが2回発行されてしまいまして……先着250万名限定だというのに無駄に消費してしまってすみません……とちょっぴり反省していたら、好評に付き「先着250万」から「1月24日まで」に変更されていました。そもそもよく読むと「ダウンロード数」が先着250万だったようなので、どっちみち無駄に消費したわけではなかったようで一安心。

なお、日本のサイトでも、配布は1/13からですが、実はインストール方法FAQは既に日本語化されています。
素直に訳してあるので、例えば「ダウンロードしたISOファイルからDVDを作成するには」の説明が次のようになってて、多くの日本人には「?」ですが。

市販されている ISO ディスク作成ソフトウェアのほかに、ISOBuster や Active ISO Burner などの無料のプログラムもあります。このようなプログラムを探すには、Download.com や Tucows などのサイトにアクセスし、「ISO」、「DVD」、「burn」などの語句を検索してください。
せめて「窓の杜」とか「Vector」とかに書き換えればいいのに。

なお、ベータ版はVistaでいうUltimate相当。フル機能が搭載されていていろいろ楽しそうです。利用期限は今年の8月1日。