結論
iTunesのオプション「音楽とビデオを手動で管理」をオンにするとipaファイルをインストールできるようになるかも。 以下、もうちょっと詳しい説明を。Windowsでも開発中のipaファイルをiPhone/iPadにインストールしたい
開発中のiOS/iPadOSアプリを実機で確認したいとき。Macがあれば問題なくインストールできますが、ある程度の人数になるとどうしてもWindowsも使うことになります。TestFlightを使えばWindowsもMacも関係ないのですが、毎回準備するのは地味に面倒で。
WindowsでもiTunesを使えばipaをインストールできるよ、という話はちょいちょい見かけます。
曰く、ipaファイルをiTunesの「自分のデバイス上」にドラッグ&ドロップ――というので試してみたら、iTunesは無反応(右画像)。
さらに調べてみると、最近のiTunesでは利用できないので古いiTunesを使おうとあります。そこでiTunesを入れ直してみたら、今度は古いiTunesが新しめのiPhoneに対応しておらず接続できないというエラー。
iTunesの代わりにサードパーティー製のツールを使えば可能、という記事も見かけます。でも業務用PCなので情シスから許可がおりない、というところも多いかも。
おとなしくTestFlightを使うしかないのでしょうか。もしくはMacを買うか。
iTunesのオプション「音楽とビデオを手動で管理」をオンに
Macを買うのも悪くないですが、実はWindowsのiTunesでも何とかなるかもしれません。iTunesはMicrosoft Storeにある最新版で構いません。(バージョン12.13.~で確認しました)
iTunesの右ペイン、オプション欄の「音楽とビデオを手動で管理」をオンにして「同期」を押してみます。 改めてipaファイルをドラッグすると……。 「自分のデバイス上」の背景色が変わりました!
この状態でドロップすれば、iPhone/iPadでipaファイルのインストールが始まります。よかった!
(おまけ)ipaファイルをインストールできたけど起動しないとき
iPhoneにipaファイルをインストールはできました。でも起動しようとしても「このアプリは、整合性を確認できなかったためインストールできません」というエラーダイアログが表示されることがあります。ホーム画面のアプリアイコンも正しく表示されてないし。
そんなときは多分、端末のUDIDをそもそも登録していないか、登録してあってもプロビジョニングプロファイルを作り直していないからのような気がします。
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