インストールが成功した(ようにみえる)のに、次にマシンを起動したときにまたインストールしろと言われるのです。またインストールすれば済む話ではありますが、片手じゃ数え切れないくらいの回数を経るとさすがにイラッとくるので、調べてみました。
同じ経験をしている人はけっこういるようで、解決方法はあっさり発見。
「更新プログラムをダウンロードしておいて、セーフモードでインストール」という方法がポピュラーみたいですが、個人的には次の方法がスマートな上に、悪の根源を退治した気分になれました。
Microsoft Update失敗したらageるスレ 21
145 :名無し~3.EXE:2009/02/27(金) 12:59:28 ID:oWMK8Y0r
KB967715 インストールしても何度も出てくる問題。
XP XP2だけど、問題のあるPCのレジストリには
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\policies\explorer\
のキーがすでにあって、インストールしてもHonorAutorunSettingの値が自動生成されない
ので、explorer先頭を大文字に変えて ↓
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\policies\Explorer\
インストールしたら、出なくなった。
一応、このキーの下にHonorAutorunSettingの値が自動生成されていた。
大文字小文字の違いが原因とは……典型的なバグで、親近感すら湧いてきます。
なお、「explorer」→「Explorer」とリネームしようとすると「名前を変更できません。指定されたキー名は既に存在します」と怒られます。さっきはcase sensitiveな扱いのためにエラーになったのに、今回はcase insensitiveな扱いをされてエラーになった模様。一体どっちなんだという気もしますが、考えてみれば「explorer」と「Explorer」というキーをそれぞれ作れちゃったらそれこそバグの温床となりかねないので、これはこれで妥当な対応でしょうか。
こういうときは例えば「explorer」→「_xplorer」→「Explorer」のように、いったん違う名前にリネームすれば大丈夫です。
ちなみにこの更新プログラム、「自動実行(Autorun.inf)をちゃんと無効(無視)できるようにする」という結構重要なもの。Autorun.infは「CD/DVDからソフトをインストールする際、ディスクを入れただけで自動的にインストーラーが起動する」という便利な機能を提供するものではありますが、最近はUSBメモリやメモリーカード経由でウイルスを拡散する手口に使われることのほうがむしろ多いようで。
「もともと自動実行はオフにしてるよ」というパワーユーザーな方は、これを機に本当に無効にできているか確認してみるとよいかもしれません。オフにしていたつもりで、実は抜け道が残っていたという可能性もあります。
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