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2017-09-09

ノートPCのDVDドライブをお安く換装したい(2)

前回のあらすじ

9.5mm厚の内蔵DVDドライブが欲しいのだけど、いちばん安かったのが外付けドライブ。
Qtop ポータブルドライブ 外付けプレイヤー USB3.0対応 CD-RW/DVD-RW タッチ制御 Superdrive搭載 Windows/Mac両対応-ブラック ¥2,188

うまいこと分解して中身を取り出せるでしょうか?

箱・同梱品・外観

最近は中国製品でもちゃんとした化粧箱に入っているものが多くなりました。

箱の裏面は英語と中国語。

開けるとDVDドライブ本体の他にケーブルが2本。
USB3.0ケーブルと、補助電源ケーブル。補助電源はUSBタイプA⇒DCプラグ。


本体外観

天面にあるのはイジェクトのタッチセンサー。

誤動作防止のためか、軽く触れただけでは反応せず、1秒くらい触れ続ける必要があります。
通常のイジェクトボタンよりも操作しやすい位置にあって、なかなか便利。このまま外付けで使いたいくらい。

端子はUSB3.0と補助電源。

裏側。


分解

ぱっと見、ネジ穴は見当たらず。
接着剤やツメで固定するタイプだとしたら、バラしづらいし再組立も難しくてガッカリですが……。

シールになっているゴム足を剥がすと、ネジが見つかりました。端子側の2ヶ所。(ベゼル側のもう2ヶ所にはネジは隠れていませんでした)


ネジ2本を外すだけ。接着剤は使われていませんでした。

ドライブのラベル。

型番は DA-8AESH、メーカーは PLDS(Philips & Lite-On Digital Solutions Corporation)。
無事9.5mmのSATAでした。

ちなみにWindowsからだと次のように認識されます。


話を戻して分解の続き。
とはいえドライブも基盤も固定されていないのでそのまま取り外せます。

基盤の枠で囲ったところは上からSATA端子、USB端子、タッチセンサー。

壊れた旧ドライブと比較。端子もネジ穴も位置が共通なのが分かります。


ベゼルのツメ

ベゼルは2ヶ所のツメで固定されています。

向かって右側は横長のツメ。外すには下に押し下げ。(四角枠はイジェクトスイッチ)

左側のツメを外すには内側に押します。(四角枠はイジェクトスイッチ)


まとめ

9.5mm/SATAのDVDスーパーマルチドライブの新品(たぶん)がこの値段で手に入るなら上々でしょう。

Qtop ポータブルドライブ 外付けプレイヤー USB3.0対応 CD-RW/DVD-RW タッチ制御 Superdrive搭載 Windows/Mac両対応-ブラック

新品価格
¥2,188から
(2017/9/9時点)



でもタッチセンサーのイジェクトスイッチが地味に便利で、外付けのまま使ったほうがオススメです。
ドライブ側のUSBは3.0ですが、DVDドライブは高々8倍速なので、PC側はUSB2.0でつないでも速度に変わりはなさそう。

2017-08-28

ノートPCのDVDドライブをお安く換装したい(1)

DVDドライブがヘタった

ノートPC(Lenovo ThinkPad E440)の内蔵DVDドライブがディスクを読み取らなくなりました。
光学ドライブは消耗品なので仕方ありません。新しいのを買って取り替えることにします。

外付けドライブでよければUSB接続のものを買えば何でもつながるでしょうが、内蔵の場合はどういう規格の品を買えばいいのでしょう?
もちろんメーカー純正パーツを買えば間違いないでしょうが、手頃な価格で済ませられないか調べてみました。

確認するのは「厚さ」「接続方式」の2点

ノート用のスリム光学ドライブは、ここ10年くらいの機種なら共通規格になっているらしく、「厚さ」と「接続方式」の2点さえ合っていればどのメーカーのドライブでも使えるようです。
(たまに特殊なマシンもあるそうですが)

厚さ:
ノートPC向けの場合は「12.7mm」「9.5mm」の2種類。
接続方式:
「SATA」か「ATAPI(IDE)」の2種類。最近の機種はSATAで、ATAPIは古い機種に限られます。

ThinkPad E440 は 9.5mm/SATA でした。

ベゼル(イジェクトボタンなどがついている表側のパーツ)の形はPCによってまちまちですが、今まで使っていたドライブのベゼルに問題がなければ、取り外して新しいドライブで再利用できます。新しく調達する必要はありません。

安い!と思って飛びつくと……

ネットショップで出物を見つけた!と思っても、海外のサイトや日本でもアマゾンのマーケットプレイスでは注意が必要です。
記録機能は必要?
リードオンリーのドライブというものもあります。読むだけでいいなら機能が少ないぶん安く済みます。焼くこともあるかも…というなら避けましょう。
ATAPI接続だと「CDは焼けるけどDVDはリードオンリー」という「コンボドライブ」もあるのでさらにご注意を。
中古品はバクチ
劣化して買い換えようというのに、中古品を買って劣化しているドライブが来たら悲しいものです。
ただ、同一型番を大量に売っている店だったらリースアップ品かもしれません。企業の現場で光学ドライブを使う人はかなり少ないので、未使用同然品を引き当てられるかも?
商品説明が適当
書き込み機能がついていないのに「書き込み速度:×倍速」と書いてあったり、本当は12.7mm厚なのに9.5mmと書いてあったり……。特に、12.7mm=「スリム」/9.5mm=「ウルトラスリム」と思うのは危険で、12.7mmのウルトラスリムは複数見かけました。
型番はさすがに間違っていないでしょうから、型番で検索してウラを取るのが安全です。
中にはタイトルと商品写真で型番が違ってたりする罠も。

ざっと見たところの相場感

9.5mm厚/SATA接続の光学ドライブ、ざっと見たところの相場感です。

eBayやaliexpressで買ったほうがちょっと安いですが、1000~2000円程度の品だと今の為替ではそう大きくは変わりません。
だったら国内のショップで買ったほうが早く届くし、商品不良時のやり取りもラクでしょう、というわけでアマゾンで。
記録不要:
DellのPC用のリードオンリードライブ DV-18SA が ¥1,380~。 たぶんDell以外のPCでも使えますが、保証はありません。
新品とも中古とも書かれていない場合は、まず新品ということはないかと。
焼きたい&新品がいい(外付けドライブを分解するのは厭わない):
HDDでもそうですが、内蔵ドライブより外付けドライブのほうが安いことがあります。
Qtop ポータブルドライブ 外付けプレイヤー USB3.0対応 CD-RW/DVD-RW タッチ制御 Superdrive搭載 Windows/Mac両対応-ブラック ¥2,188
うまくケースを外して中身を取り出せればお得です。ただし9.5mm厚/SATAだという保証はありません。商品のスペックや写真を見る限りは大丈夫そうですが……。
外付けでいいのでとにかく安く:
内蔵することを諦めれば、外付けのコンボドライブ(CDは焼けるがDVDは読むだけ)が ¥1,200 くらいから見つかります。
いちおう新品扱いですが、今どきコンボドライブが生産されているかは疑問です。ケースは新品だけど、中身のドライブは良くてデッドストック、大半はリースアップ品など中古のような予感が。

安い外付けタイプはいずれも中国からの輸入品のようです。
日本語の説明書が欲しいとか、記録用ソフトが付属していて欲しいという場合は、ケチらずに日本のメーカー品を選ぶのがいいかと。

次回予告

というわけで外付けドライブを買ってバラしてみることにしました。はたして?
⇒ つづき:ノートPCのDVDドライブをお安く換装したい(2)

2014-05-13

入れ替えた[Ctrl]キーが、トラックパッドのクリック時に認識されないときは

[Ctrl]と[CapsLock]を入れ替える

[Ctrl]キーがキーボードの左下だと、EmacsなんかでCtrlを多用しているとき、左手の小指がつりそうになります。
[Ctrl]は[A]の左隣、[CapsLock]の位置にいてほしい。

というわけで、[Ctrl]と[CapsLock]を入れ替えます。
入れ替えはChange Keyで。インストール不要、常駐もしないのがうれしいです。(このソフトが行なうのは、レジストリの HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout の Scancode Map の値を書き換えるだけ)

トラックパッド操作では入れ替えた[Ctrl]が無視される?

入れ替えてしばらく使っていたら、どうもおかしいのです。
キーボード操作では確かに[CapsLock]と[Ctrl]は入れ替わっています。(たとえば入れ替え後の[Ctrl]+[X]で切り取りできます)
でも、トラックパッドと組み合わせた操作、たとえば入れ替え後の[Ctrl]+クリックが認識されません

これではエクスプローラーでファイルを複数選択できませんし、Webブラウザでリンクを新規タブで開くこともできません。
元々の[Ctrl]キーではそんなことなかったので、トラックパッドのドライバーが入れ替え前のキーを見て挙動を変えているようです。

入れ替えずに使うのは小指の危機なので、解決法を探してみたら……ありました!

パームチェックの感度を最小にして解決

1. コントロールパネル→マウス→ThinkPad→拡張
2. 拡張→スマートチェック→パームチェックのしきい値を「最小」に
これで入れ替え後の[Ctrl]+クリックがちゃんと認識されるようになりました。

ただ、この“パームチェック”機能はもともと誤操作を防ぐためのもの。
この機能を最小化したため、キーボード入力中にうっかりパッドに触れると、タップ(クリック)扱いされるようになってしまいます。
トラックパッドのドライバーが、[Ctrl]かどうかを(物理キーじゃなくて)スキャンコードで判断してくれればいいのに…とも思いますが、とりあえずは一件落着です。

Windows 8 プリインストール機に 8 Pro を入れたい

ThinkPad E440を買った

4年半前に買ったThinkPad R400、いろいろヘタってきたのでリプレースを検討。
14インチで1600×900」という、大きすぎず小さすぎず荒すぎず細かすぎずのサイズ感が気に入ったので、今回もThinkPadにしました。



モデル: ThinkPad E440
Rシリーズはディスコンになっていて、後継はLシリーズらしい。
でもR/Lシリーズほどの堅牢性はいらないし(持ち歩かない)、セキュリティもほどほどでいいし(ビジネス用途じゃない)、安めのEシリーズでもいいかなと。
キーボード周りは L・E とも同じみたいですし。
CPU: i5-4200M
i5以上でいちばん安いものに。
メモリ: 4GB
最初から8GBにすると+7,500円ほどしますが、別途4GBを買って自分で増設すれば+5千円程度で済みます。DDR3L-1600(PC3L-12800)、アマゾンだとサムスンエレコムなど。
OS: Windows 8 (64bit)
あとで手持ちの 8 Pro に入れ替えるので、まずは安い8(無印)で。
「8 Pro(64bit)」のプロダクトキーを持っている場合は、8.1 じゃなく 8 を選んだほうがいいです。8.1(無印)→8 Pro のアップグレードはできないようなので。
HDD: 500GB(5400rpm)
これも手持ちのSSDに入れ替えるので、いちばん安いのを。
以上、63,903円(税込、消費税5%時)。75,180円からクーポンで15%OFFでした。
「14インチで1600×900」はマイナーながら他メーカーでも数機種はありますが、このスペックでこの値段に抑えられるのはレノボならでは。
その代わり、注文してから届くまで26日間かかりましたが……。

メモリ増設、HDDをSSDに交換

どちらも裏蓋を外せば簡単にアクセスできます。
最初、裏蓋が固くてなかなか開かず、割れるんじゃないかと心配するくらいのチカラ任せでやっと外せました。

Windows 8.1 Pro にアップグレードする

クリーンインストールしようとすると、かなり大変でした。
プリインストールの Windows 8 を 8 Pro にアップグレードするほうが、圧倒的にお手軽です。

アップグレードは次のような手順になります。
1. HDDの内容をSSDにクローン
元のHDDから起動して、USB接続したSSDにHDDの内容を複製。SSDに付属していたSamsung Data Migration Softwareを使いました。
2. SSDから起動
HDDを取り外しSSDを装着。SSDから Windows 8 が起動することを確認します。
3. Windows 8 Pro にアップグレード
[Windows 8 への機能の追加]→[プロダクト キーは入手済みです] から 8 Pro のプロダクトキーを入力。
4. Media Center Packを持っている場合はさらにアップグレード
上記3.と同じ手順です。
5. ライセンス認証
[Windows のライセンス認証] から再度プロダクトキーを入力。
私の場合、別のPCで使っていたライセンスだったためか、電話認証となりました。しかも長い長い数字(インストールID)を打ち込む自動応答の結果もNGで、オペレーター対応に……。
(日曜の丑三つ時というのに、日本人のオペレーターさんが対応してくれたのには驚きました。質問に正直に答えたところ、すぐに確認IDを発行してもらえました)
6. Windows 8.1 にアップデート
8.1への更新プログラムは[Windows ストア]にあります。Windows Updateを探しても見つからないので要注意です。 8.1 Update (KB2919355) は適用済みのようでした。
注意したい点として、8 Pro のプロダクトキーは 8.1 Pro では使えないみたいです。
「8 → 8.1 にアップデート → 8.1 Pro にアップグレード」…としようとすると、8 Pro のプロダクトキーが使えなくて詰みます。
8 → 8 Pro(→ 8 Media Center)までアップグレードした後で 8.1 にアップデートするのが良さそうです。

Windows 8 Pro をクリーンインストールするには?

この機種に Windows 8 Pro をクリーンインストールするには、大きなハードルが2つ。
  1. WindowsのプロダクトキーがBIOSに書き込まれている
  2. 何かのドライバーが必要
1.は何とかできましたが、2.で行き詰まって、気力が尽きて断念してしまいました。

1.は、OEMライセンス認証(OEM Activation 3.0)と呼ばれる仕組みで、BIOS内にプロダクトキーが埋め込まれているそう。
ディスクから 8 Pro をクリーンインストールしようとしても、プロダクトキーの入力画面が表示される代わりにBIOS内のプロダクトキーが優先して参照されてしまい、これが 8(無印)用のキーのため、8 Pro のインストールができません。

明示的に別のプロダクトキーを与えるには、インストールメディアに EI.cfg と PID.txt というファイルを用意します。
EI.cfg
[EditionID] 
[Channel]
Retail
[VL]
0
PID.txt
[PID] 
Value=XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX-XXXXX

これらのファイルをインストールメディアの Sources ディレクトリに置きます。
USBディスクからインストールする場合はディスク内を直接編集できますが、DVDメディアの場合は、焼く前にファイルを挿し込みます。
  1. インストール用データをMicrosoftのサイトからダウンロード
  2. 「今すぐインストール / メディアを作ってインストール」の選択肢が表示されたら、C:\ESD\sources\ に EI.cfg と PID.txt を置く
  3. 「メディアを作ってインストール」を選んでISOファイルを作成

これでプロダクトキー入りのインストールメディアは完成です。

ただ、私の場合、このメディアでクリーンインストールしようとしたら何かのドライバーが足りずに先に進めず。
何のドライバーかも分からず、調べているうちに「プリインストールの 8 を 8 Pro にアップグレードしたほうがラク」という話を目にしたので、クリーンインストールは諦めました。

なお、ThinkPadの場合、プリインストールされているアプリケーション(PowerDVDなど)は Lenovo のサイトから再入手できません。(ドライバーやユーティリティは入手できます)
とはいえプリインストールのうち Norton Internet Security や Kingsoft Office は試用版なので速攻アンインストールですし、惜しいのは PowerDVD / PowerProducer くらいでしょうか。

ThinkPad E440所感

今まで使っていたThinkPad R400と比べると、HD動画の再生などはとても軽やかに。ただ、前から「SSD+メモリ8GB」だったので、普段使いではそれほど差は体感できません。
とはいえ、ガタが来ていたキーボードや光学ドライブが新品になったのはうれしいものです。

キーボードはアイソレーションになって1列減って配列も変わりましたが、それほど違和感ないです。独立してた音量ボタンがファンクションキー兼用になったのは残念ですが。

いちばん慣れないのが、ボタン一体型になったトラックパッド(クリックパッド)。
  • ボタンがパッドと一体なので、クリックするために押し込む距離が長く、押したと判断されるまでの遊びも大きい(特にセンターボタンやダブルクリック)
  • ボタンがパッドと一体なので、クリック時にポインターが動いちゃう(特にダブルクリック)
  • トラックポイントとパッドの連携がおかしい(トラックポイントでポインターを移動した後、パッドをタップしても初回はクリック扱いにならない?)
  • 【これは解決】トラックパッドのボタンクリック時に、キーボードの[Ctrl]と[CapsLock]を入れ替えたことが認識されない。[Ctrl]+クリック(エクスプローラーの「ファイル複数選択」や、ブラウザの「リンクを新しいタブで開く」)したい場合は元の[Ctrl]ボタンを押さないといけない

「[Ctrl]は[A]の左隣」派としては最後の問題は致命的なので、解決方法を調査中。(追記:解決しました ⇒ 入れ替えた[Ctrl]キーが、トラックパッドのクリック時に認識されないときは

2012-11-12

ThinkPad R400をWindows 8にしたら、ホットキーはLenovo純正ドライバーを入れたい

たいていの機能はWindows 8標準で動くけれど、ホットキーはダメだった

ThinkPad R400をWindows 8 Pro (64bit) にアップグレードしました。
Windows 8特有のUIにはまだ慣れませんが、起動/終了が速いのはうれしいです。

素のWindows 8のままでもたいていの機能は普通に動きますが、いくつか気になることがあります。

たとえばホットキー。ファンクションキーの上にある音量ボタンは、
  • ミュートボタンが機能しない
  • 音量上下ボタンの刻みが細かすぎる(50段階だったのが100段階になった)
音量ボタンはともかく、ミュートボタンが使えないのはちょっと困ります。

「ホットキー機能統合」をインストール

メーカー(Lenovo)サイトの最新公開ドライバー一覧を見ると、「ホットキー機能統合」というドライバーが見つかりました。

2つありますが、「(Windows 8/7/XP)」と書かれているほう(バージョン4.14.0100)は対応機種が新しめのものに限られていて、R400では導入できません。「(Windows 7/Vista/XP/2000)」のほう(バージョン3.81.0100)を導入します。Windows 8とは書かれていませんが、大丈夫でした。



最低限「Lenovo システム制御ドライバ」さえ入れればホットキーは使えそうです。他を導入するかどうかは趣味で。
ThinkPad全画面拡大機能
Fn+スペースで拡大表示します。(Win7時代には入れていましたが、使わないどころか、うっかり押してイラッとすることがあったので私はパス)
Lenovo Auto Scroll Utility
ウィンドウが画面からはみ出しているとき、マウスポインターをはみ出している辺に持って行くだけで、そのウィンドウが画面内に収まるようにスクロールしてくれたりします。地味にかなり便利。
Lenovo Path Utility
READMEによると「お使いのシステムで上記のユーティリティ・ソフトウェアに不具合が発生した場合に、このユーティリティは、適切な修正を迅速に適用することを可能にします」とのこと。
オン スクリーン表示
音量ボタンなどを押した時に、押したボタンの内容を一時的に画面に表示します。OS標準でも持っている機能ですが、こちらのほうが大きくて黒字に白表示なので視認性が良いです。

これで無事ミュートできるようになりました。音量や画面輝度の調整の刻みも1つ飛ばしになってくれて、――音量は100段階だと細かすぎたので50段階でちょうど良くなったのですが、画面輝度は元から15段階しかなかったから1つ飛ばしじゃなくても良かったかも。
まあ、キーボード操作ではなくWindowsの機能を使えば細かい調整は引き続き可能なので、とりあえずこれでよしとします。

あと、ドライバーを入れる前がどうだったか覚えてませんが、Fn+PgUpでキーボードライトのON/OFFも可能です。

2010-03-08

ThinkPadの光学ドライブを他PCでも使いたい(2)~SATA Slimline変換ケーブル

あらすじ

←前回
ThinkPad R400内蔵の光学ドライブを他のPCにつないで使おうとしたら、コネクタが「Slimline」という聞き慣れないタイプでした。
Slimline SATAドライブをUSB接続するにはどうすれば?

市販の「Slimline→SATAケーブル」は、端子のオス/メスに注意

Slimline SATA→SATA+電源ケーブルSlimlineコネクタのドライブと普通のSATA端子をつなぐケーブルは、いくつか市販されていました。
私が買ったのは TFTEC(変換名人) のSSATA-SATA1 というケーブル。

USB-SATA変換ケーブルは手持ちのものがあったので、これでSlimlineドライブをUSB接続できるはず! …と思ったら、電源はつながりましたが、SATAコネクタがオス同士になってしまいました。


そこで急遽、SATA延長アダプタ(メス⇔メス)SATAメス⇔メスの延長アダプタを追加購入。ミヨシ JAD-SASAという品でした。


無事、VAIO type Pで利用できるように

というわけで色々買って色々つないだ結果がこの写真。
VAIO type PとSlimlineドライブ
VAIO type Pからも問題なく認識し、当初の目的だったリカバリディスクの作成もつつがなく終了しました。一安心です。

かかった費用は、
◇Slimline SATAケーブル…商品436円+送料210円=計646円
◇SATA延長アダプタ…商品480円(店頭購入なので送料なし)
合計で1,126円でした。

ちなみに:別案を考える

VAIO type Pで光学ドライブを使いたい機会はめったにないだろうと考えて、今回は「シンプルな変換ケーブル/アダプタでいいので最安プラン」で探しました。いちおう、比較検討した別案も載せておきます。

◇スリム光学ドライブケース(2千円コース)
光学ドライブをケースに入れるだけで、USB接続の外付けドライブができあがりという優れ物です。ケーブルがごちゃごちゃしないのは嬉しい。
たとえばタイムリーSLIM-U02SATABアマゾンで2,080円)とか。
正直なところ、千円差ならこっちにしても良かったかも……。(SATA延長アダプタの追加購入が誤算でした)

安さにチャレンジするなら1,600円(送料込)という商品もあるようです。ただしこちらはACアダプタでなく追加USB電源ケーブルでの給電のようなので、DVD書き込み時に電力が足りるかどうかは不明。たぶん足りると思いますが。

◇内蔵型DVD-Rドライブ(3千円コース)
USB-SATA変換アダプタは手持ちの物があるので、内蔵型DVDドライブを買っちゃうという手もありました。アマゾンで最安2,952円
ヤフオク等で中古のPATAモデルを探せば、千円コースも可能かもしれません。でもかさばるモノを増やしたくなかったので没。

◇外付けポータブルDVD-Rドライブ(5千円コース)
ちゃんとした外付けポータブルDVD-Rドライブを買うとすると、アマゾンで最安5,480円。お手軽さと安心感はあります。人に相談されて薦めるなら多分このコース。これより安い案だと「もしかしたらうまくいかなくて安物買いの何とやら」になるリスクがあるので。

◇純正外付けドライブ(2万5千円コース)
ソニースタイルで24,800円(VGP-UDRW1)。
他のドライブと違って「VAIO type PにおいてDVDから起動できることが保証されている」のが最大のメリットでしょうか。そこに差額の2万円を価値を見いだせるかどうか。(店によっては1.5万くらいで売ってるみたいですが)

2010-03-07

ThinkPadの光学ドライブを他PCでも使いたい(1)~SATA Slimlineコネクタ

概要

ThinkPad R400の光学ドライブは簡単に取り外せるようになっています。
じゃあ他PCにつなげて使ってみよう…と思ったら、コネクタの形が「スリムライン」という聞き慣れないタイプでした。
それって他PCにもつなげられるの? というお話です。

話の発端:うっかりVAIO type Pを買いまして

VAIO P先月、NTT-X StoreVAIO type Pの出物がありまして。
Vista Home Basic(32bit)のHDD(60GB)モデルが49,300円。CPUがAtom Z520(1.33GHz)というのが残念ですが(Sony StyleならZ550(2.00GHz)も選択可能)、それを差し引いてもこの値段は破格。
XPモデルだと5万円台もあるみたいですが、Vista以降のモデルはメモリ2GBなのに、XPモデルは1GB。VAIO Pのメモリはオンボードで増設スロットがなく後から増やせないので、XPモデルはちょっと微妙。

後から強化できないという点ではCPUも同様ですが、たとえばLinux載せちゃえば、たぶんAtom Z520もZ550も大差ないような気がする。メモリが1GBか2GBかの違いは大きそうだけど。

二次記憶がSSDじゃなくてHDDというのはつまらないですが、後からSSDに換装するのは、ネットで検索した限りでは大変だけどできなくはなさそう。Vistaから7へのアップグレードも(買ってくれば)可能だし。
あと、この値段でWiMAX搭載。たぶん使わないけど。

というわけで衝動買いしちゃったのが話の始まり。

リカバリディスクを作りたいけど、VAIO type Pは光学ドライブ非搭載

さて、PCを買ったら早々にやらなきゃいけないことの一つに「リカバリディスクの作成」があります。
最近はコストダウンのためかリカバリディスクが付属していないことが多く、自分で作成しなければなりません。万一、リカバリディスクを作らないままHDDがクラッシュしたら、メーカーからリカバリディスクを購入しなければならないのです。
また、リカバリディスクを作ると、HDDのリカバリ用領域を消すこともできるので、利用できるHDD容量が増えるというメリットもあります。

そういうわけで早速リカバリディスクを作るか…と思いきや、VAIO type Pには光学ディスクドライブが搭載されていません。USBの外付ドライブが必要なのです。
純正品(VGP-UDRW1)は2万5千円くらいで売られていますが、まあUSB接続だったら何でも大丈夫だろうとウチにある外付ドライブを使おうとしたら……。

手持ちの外付ドライブ、「CD-RW/DVD-ROM」って書いてありました…。DVD焼けないじゃん!
考えてみたらずっとノートPCの内蔵ドライブを使っていたので、外付ドライブは相当古いものしか持っていなかったのでした。

ThinkPad R400の内蔵光学ドライブは取り外せる

滅多に使わない外付ドライブを買うのもね…と悩んでいたら、ふと思い出しました。ThinkPadの内蔵光学ドライブは、ワンタッチで取り外しができるのです。もしかしてこれ、VAIO type Pにつなげられるんじゃ?

取り外してみると、コネクタの形状がSATAのようで微妙に違います。
具体的には、SATAの信号ケーブルは挿さるんだけど、電源ケーブルのコネクタの大きさが違う。

調べてみると、ThinkPad R400の光学ドライブは「ウルトラベイ・エンハンスド」と呼ばれる仕様で、SATAのスリムライン(Slimline)というコネクタを採用している模様。
ThinkPad独自規格じゃないようなので、変換アダプタも手に入りやすいかも? 探してみることにしました。

長くなってきたので続きます…!
(2)~SATA Slimline変換ケーブル

2010-01-07

ThinkPadのトラックポイントでiTunesやSafariもスクロール可能に(Windows 7篇)

ThinkPadの象徴とも言えるトラックポイント(TrackPoint)。
マウスポインタを動かすのに使いますが、左右のクリックボタンの間にある「スクロールボタン」を押しながらだとウィンドウのスクロールもできるので便利です。

ところがiTunesやSafariだとスクロールしてくれません。
Firefoxだと縦スクロールはできますが、横スクロールができません。

というわけでググると解決策が見つかるのですが、ThinkPadの機種やWindowsのバージョンによって扱うファイルが違う模様。私の場合はどうだったか、まとめておきます。

対象環境

【機種】ThinkPad R400
【OS】Windows 7(Home Premium)

Vistaプリインストールモデルでしたが、Lenovoの優待アップグレードキャンペーンによるアップグレードキットのディスクからクリーンインストールしています。
(なぜアップグレードインストールではなくクリーンインストールかというと、Win7RCを入れていたからです…。Win7製品版はRCからのアップグレードインストールができないので)

編集するファイル

tp4table.dat というファイルを編集するのですが、在処は C:\Program Files\Synaptics\SynTP\ でした。

このファイルはただのテキストファイルで改行もCRLFなので、メモ帳でも編集できます。
ただし Program Files 配下ですので、UACに引っかかります。管理者権限で編集しましょう。

うっかり管理者権限なしで編集してしまった場合は、
C:\Users\*\AppData\Local\VirtualStore\Program Files\Synaptics\SynTP\tp4table.dat
として保存されているはずなので、それを C:\Program Files\Synaptics\SynTP\ に移動します。

編集内容

ファイル内の次のような場所を探して、その直前にでも書くことにします。
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
; Pass 1 rules (These rules run last)

なぜそこに書くかというと、
; Pass 0 rules (These rules run first)
; Pass 1 rules (These rules run last)
; If no scrolling method was found with the builtin logic, then
; these rules are checked.
とあって「まずは Pass 0 rules、ダメなら Pass 1 rules」という雰囲気なので、じゃあまずは Pass 0 rules に書いてみますか、という程度の理由です。

次のように書いてみました。
; iTunes/Safari/Firefox
*,*,itunes.exe,*,*,*,WheelVkey,0,9
*,*,safari.exe,*,*,*,WheelVkey,0,9
*,*,firefox.exe,*,*,*,WheelVkey,0,9

Pass 0 rules にあらかじめ書かれているルールをコピペして、それっぽいところを書き換えただけです。
なお「WheelVkey」ではなく「WheelStd」と説明しているサイトもありますが、私が試した範囲では、「WheelStd」だと横スクロールができませんでした。

ただ、iTunesは「WheelVkey」と書いても横スクロールできませんでした。(縦スクロールはできます)
tp4table.dat には記述の意味も説明されてたので、それに従ってパラメータを変えてみたり Pass 1 rules に書いてみたりしましたが、しばらく試行錯誤してもiTunesを横スクロールさせる方法は見つからず断念。ググっても分かりませんでした。

再起動するプロセス

設定ファイルを編集しただけではトラックポイントの動作は変わりません。
OSを再起動すれば新しい設定が反映されるのですが、それだと面倒なので、トラックポイントを司るプロセスだけ再起動させます。

プロセスを tp4serv.exe と説明しているサイトが多いのですが、私の環境ではそんなプロセスはなく、代わりに SynTPEnh.exe を再起動してみたらうまくいきました。SynTPEnh.exe は tp4table.dat と同じフォルダにあります。

ちなみに「再起動」の手順は、「タスク マネージャーで強制終了」→「エクスプローラーから起動」です。

2009-07-26

ThinkPad R400のWXGA+ LED液晶のアタリとハズレ

ThinkPad R400を買った話のつづき。
液晶パネルは14.1型1440x900(WXGA+)のLEDバックライトを選びました。
買った後で調べてみたら、どうもこの液晶パネルには「アタリ」と「ハズレ」があるのだとか。

ThinkPad R400の液晶パネルは、次の3種類から選ぶことができます。
◇WXGA(1280x800)冷陰極管(CCFL)バックライト
◇WXGA+(1440x900)冷陰極管(CCFL)バックライト(+2,415円)
◇WXGA+(1440x900)LEDバックライト(+6,615円)
最初からWXGAは考えていなかったので、WXGA+のどちらにしようかという話になりますが、価格差が4,200円だったら高級なほうにしようかな、と深く考えずに決めました。

後で調べたら、冷陰極管バックライトのパネルは「画面が青い」と不評。ただ、これは「部品が劣化するにつれて青が弱くなるのを見越して、あらかじめ強めに設定されている」という説も。色味を自分で調整すればそんなに気にならないかもしれません。

さて、私が買ったLEDバックライト液晶ですが、こちらも調べていくうちに複雑な事情が見えてきました。
同じ「WXGA+ LEDバックライト」パネルでも、実は部品メーカーが2社あって、どちらが来るかは運次第なのだとか。
もっとも、複数のメーカーから部品を調達すること自体は、他メーカーも含め、別に珍しいことではありません。ユーザーが自分で部品メーカーを調査できるThinkPadが他社と比べて親切なのですが、トレーサビリティが整っているとトレースしたくなってしまうのが人の常でして、結果、
「LG製はアタリ」
「Samsung製はハズレ」
という評判が流通しています。

具体的にどう違うかと言うと、主に海外の掲示板(フォーラム)によると、
・LGは白が白い。
・Samsungは全体的に色味が白っぽい(色褪せてる)。赤がオレンジに。
典型的な「いい液晶と安い液晶」という対比のようです。

さて、届いた私のThinkPad R400。液晶は……工場出荷設定ではバックライトが最強になっていて、これだと明るすぎます。数段階落とすと明るさはちょうど良くなりますが、それでも全体的に白っぽさは否めません。
まさに上で挙がっていたSamsung製の特徴を思い起こさせますが、パネルがどこ製かなんて本体にも納品書にも書かれていません。分解しないと調べられないのか…? と思っていたら、もっと簡単な方法がありました。
Lenovoのサイトの「Parts lookup」に型番とシリアル番号を入力。自分のマシンの構成が表示されるので、液晶パネルの「FRU part #」を確認します。
Mfg part #  FRU part #  Description
42T0503     42T0504     14.1 INCH LCD DISPLAY FRU
この「42T0504」が部品型番。部品メーカーによって異なっていて、14型WXGA+ LEDバックライトパネルの場合、
42T0498 … LG
42T0504 … Samsung
とのこと(参考:ThinkWiki)。やはり“ハズレ”を引きましたか……。

色味の他に、明るさのムラもちょっと気になります。画面表示が明るいと分かりませんが、全画面を黒表示にすると、明らかに画面の下のほうだけ明るい。「LEDバックライトはムラが少ない」というイメージを持っていたので残念です。ただこれは、バックライトの性質以上に、上下視野角が狭すぎるのが原因かも。

というように“なんだかなー感”はありますが、「不具合」と言うほどではないので、クレーム入れても初期不良交換してはくれないでしょう。諦めてこのまま使うことにします。
ただ、個人的には、これまで使っていたDellマシン(Inspiron 6000)の液晶がこれまた凄まじかったので、「今度のマシンは液晶が酷いなー」という思いは特に抱いていません。
(Dellの液晶も最近は、物によってはずいぶん質が良くなっていますが)

なお、「全体的に白っぽい」件は、バックライトの輝度を落とした上で、グラフィックスの設定でガンマを下げてやると、引き締まった表示になります。「赤が赤くない」といった点まではカバーできませんが、でもまあ、単体で使う分にはそんなに悪くないんじゃないかと。近くに綺麗な液晶モニタやテレビがある場合は、ついつい見比べてしまってため息をつくかもしれませんが。

ちなみにキーボードもパーツメーカーが3社あって、液晶同様アタリ/ハズレの議論があるようですが、こちらは同じメーカーでもロット(生産時期)によって印象が違うようで、さらに好みの問題も加わって、どのメーカーのがアタリかは人によって違うみたいです。
私のキーボードは……ヘコヘコしているようでカチャカチャしているのが「良くはないが悪くもない」と言いますか。

さて、特に初期不良もなさそうなので、次はWindows 7(RC)のインストールに挑みたいと思います。このご時勢、わざわざVistaを使う理由もないですし。

2009-07-24

ThinkPad R400を買いました

自宅用にThinkPadを買いました。

奥さんの使っているVAIOノート、Pentium IIIでWindows 2000という前世紀に買った骨董品なのですが、いい加減限界なのでリプレースすることに。修理に出すこともなく、よく9年も稼働してくれたものです。(PCカードスロットやバッテリーなど、使い物にならなくなったパーツも多々ありますが)
4年前に買って私が使っているDellノート(Pentium M)を奥さんに譲って、私は新マシンを買うことに。

スペック検討

次のような条件で探しました。
◇画面解像度はWXGA(1280x800/1366x768)より上
いま使ってるマシンが15型WSXGA+(1680x1050)なので、WXGA以下だとちょっと狭苦しく感じてしまいます。ただ、15型でWSXGA+だと細かすぎる気もしているので、WXGA+(1440x900)くらいがちょうどいいかもしれません。
◇画面サイズは15型くらい
家でしか使わない(持ち運ばない)けど、それでも17型だと私には大きすぎに感じます。
◇CPUはCore 2 Duo
4年前のPentium Mよりは現在のCeleronのほうが速いかもしれませんが、でもまた4~5年は使いたいと考えると、ここは最低クラスで良いからCore 2 Duoを選びたいところ。AMD系は…もしかしたらコストパフォーマンス良いのかもしれないんですが、よく分からないので今回はパス。
◇GPUはできるだけディスクリート
内蔵(統合型)ではないグラフィックス機能。別に3Dゲーム遊ぶわけじゃないんで内蔵でもいいのかもしれないんですが、なんとなく。
◇10万円以下
なのでMacBook不可。なお中古は不可。
◇できればWindows 7の優待アップグレード付き
なのでVista Home Basicは避けたい。

Vostro(デル)かThinkPad(レノボ)か

というわけで直販から店頭型落ち品まで探しているうちに、だんだん次のどちらかに絞られました。
Dell Vostro 1520
Lenovo ThinkPad R400/500

直販サイトのCTOで構成を色々組んでみて比べてみて、コストパフォーマンスのバランスがいちばんしっくり来たThinkPad R400に決定。海外メーカーの直販は、タイミングによって値段もころころ変わったり、そもそもパーツが選べなくなったりするので厄介ですね。

実はDell Vostro 1520のほうが1~2万円安く、ほぼ決めていたのですが、いろいろ調べているうちに「欲しい構成は以前は9.5万くらいで買えたようだけど、今だと10.5万じゃないと買えない」ということが分かってきました。むざむざ1万円プラスするのがシャクで、だったらThinkPadにしちゃえ、と土壇場で変更。

かれこれ20年弱、PCという物を何台も買ってきましたが、ThinkPadを買うのは今回が初めてです。昔はThinkPadってもっと高かったし、個人的には「Windowsキー」と「タッチパッド」が必須だったのでどちらもなかったIBMは論外だったのですが、今ではどちらも備えているうえ、値段も手頃。「安いのでThinkPadにしよう」なんて時代が来るとは。

ThinkPad R400の構成

お値段は送料込み100,120円(税込)。当初予算の10万円をほんの僅かオーバーしましたが、まあよし。ちなみに送料は1円です。
ちょうどレノボWeb広告限定ストアに「3%OFFクーポン」があったので3千円ほど安くなりました。

上で「Vostroのほうが安くて10.5万」と書いてあったのにこれならThinkPadのが安いじゃん、とお思いかもしれませんが、保証期間が違うためです。保証期間を同じ4年にすると、ThinkPadのが2万高くなります。
構成は次のようにしました。
◇Core 2 Duo P8600
Core 2 Duoでいちばん安いもの。
◇Vista Home Premium
私が選んだパッケージでは他の選択肢はありませんでしたが、問題なし。 なお、Windows 7へのアップグレードは無料ではないですが、1,680円(税込)と安価です。
◇14.1型 WXGA+ LEDバックライト付き
「WXGA+」と「WXGA+ LED」の値差が4,200円と案外小さかったので、奮発して後者を選択。
◇ATI Mobility Radeon HD 3470 (256MB)(Intel X4500とスイッチャブル)
X4500だけだと-10,500円。PCでゲームをしない私の場合、3Dが必要になることはほとんどないので、1万円の価値があるかどうかは難しいところですが、後から悔やんでも増設するわけにいかないので。
◇4GB PC3-8500 DDR3
最小構成にして、自分で買ってきて増設したほうが安いかな? とも思ったんですが、2GB(最小)と4GBの差は3,150円。 価格.comでDDR3 PC3-8500の2GBの最安値が2,870円だったので、送料(または交通費)や手間を考えると、最初から4GBで買うほうが安上がりのようです。
◇250GB HDD (7200rpm/FDE対応)
いちばん安いのは320GB(5400rpm) でしたが、1,050円UPで7200rpmを選択。NASがあるから容量より速度を優先することにしました。 家で使うので、「FDE(Full Disk Encryption、HDDに搭載される暗号化機能)なしで安いタイプ」があればそっちを選んだのですが、ちょうどいい選択肢がなくて残念。
◇Expressカード/メディア・カード・スロット
Expressカードスロットは固定ですが、もう1つのスロットを「PCカード」「メディア・カード」「スマート・カード」から選択可能。「PCカード」とどちらにするかかなり悩みましたが、いま家にPCカードが必要な機械はないし、今後も機会はないだろうと。 「7-in-1メディアカードスロット」がどんなメディアに対応しているかはよく判らなかったのですが、SD/メモステ/xDが使える模様。CF非対応。メモステDuoがアダプタなしで直接挿さるかとかは不明。
◇Intel WiFi Link 5300 (a/b/g/n 最大450Mbps)
300Mbpsまで対応のWiFi Link 5100なら-1,470円。日本で450Mbps対応の無線AP(ルータ)はまだ売ってない気もしますが、この値差ならのちのち換装するよりお得かなと将来への投資。(11nは正式規格になったら600Mbpsまで出せそうなので、中途半端な投資に終わる可能性も…?)
◇1年間引き取り修理
延長保証に入るかどうか悩み中。ThinkPadの場合は、保証期間中ならいつでも延長できるようなので、あと13ヶ月は悩めます。(1年保証と言いつつ正確には出荷から14ヶ月)
◇4セルLi-Ionバッテリー
持ち歩くことはないので、いちばん小さな(安い)物。
◇DVDスーパーマルチ(2層)
ちなみに通常価格+75,915円のところ、今なら+33,810円でBDドライブ(書込可)にできるみたいです。でもまだBDは必要ないし、欲しくなったときは、外付けでもっと速いのをもっと安く買うと思います。
◇買わなかったオプション
指紋認証リーダー(+1,115円)、カメラ(+2,100円)、Intelターボメモリー2GB(+5,460円)、内蔵Bluetooth(+1,470円) キーボードはUS配列も+0円で選択可能ですが、私はJIS配列を選びました。職場がJISキーボードで、家でUS配列を使うと混乱するので。 Bluetoothはいま使ってないので、これも欲しくなったらUSB接続のアダプタを買えばいいかと。
◇標準スペック
34x24x3.1~3.5cm/2.5kg Gigabitイーサ/IEEE1394/モデム/VGA(アナログRGB) チップセットはIntel GM45、最大搭載可能メモリ容量は4GB。 映像出力は昔ながらのアナログ端子のみ。プロジェクターにつなぐためにはこの見慣れたD-Sub15ピンがいちばん安心とはいえ、DisplayPortとかにしてほしかったものです。(15インチモデルのR500はDisplayPort搭載)
◇その他、R400に標準搭載の素敵機能
HDDへの衝撃や振動を感知して、HDDを一時停止して保護。(さらにゴムクッションも搭載) キーボードを照らす液晶上端のライトで暗所でも作業可能に。(キーボード自体が光ればもっと嬉しいですが、暗所で使うこともほぼないのでこれで充分) 堅牢なカーボン・ファイバー・プラスチック。

レノボのサイトはかなり適当

それにしてもレノボのサイトのスペック表は、相当いい加減です。ThinkPadシリーズ別対応表では、Rシリーズは私が買った「スイッチャブル・グラフィックス」や「LEDバックライト付きディスプレイ」は選べないことになっています。
逆に「マルチタッチ対応タッチパッド」が標準搭載となっていますが(しかも「ネットワーク接続性」の項目に)、Rシリーズではシングルタッチのようです。

日本法人のやる気がないのが原因かと思いましたが、USサイトも同様にグダグダでしたので、全世界的な傾向のようです。
サイトを見ている限りでは、ThinkPadの各シリーズがそれぞれどう違っていて、各パーツがどういうものなのかすらよく分かりません。満足できる買い物をしたい人は、事前にネットなどで広く綿密な下調べをしたほうがよさそうです。私は勢いで買っちゃいましたが。

そんな会社から買って大丈夫なのかと不安になりますが、ThinkPadの製品そのものの作りは、IBMの手を離れた今でもそれなりに評価が高いようです。(機種にもよるみたいで、Rシリーズはどちらかと言うと廉価版なのであまり褒められていませんが)
アフターサポートは今でも日本IBMがケアしてくれるようで、「買うまでは不安だが、買ってからは安心」という評価をネット上で少なからず見掛けました。

配送(意外と早かった)

購入は7月7日。「2~3週間かかる」とのことでしたが、7/13には香港出発(中国生産です)。17日に配達完了。意外と早かったです。
注文状況はWebから確認できますが、ずっと「生産指示済み」でなかなか「生産中」にならないなあと思っていたらいきなり「出荷済」になっていました。出荷されるとメールが来ますので、サイトでステータスを確認できたところで「ちゃんと受注されたか確認できる」以上の意味はないようにも思えます。

ファーストインプレッション

(Dellと比べて)梱包の箱が小さいです。Dellが大きすぎるのかもしれませんが。

Dellと違って紙の納品票(構成表)が付いて来ません。注文時や発送時のメールでも構成は記載されていなかったので、記憶を頼りに確認しなきゃならないのかと思いましたが、構成はオンラインで確認できるそうです。ただし確認するには製品のシリアル番号が必要ですので、「あれ? あのオプション結局どっちを買うことにしたんだっけ?」とど忘れした場合、到着後するまでは悶々と過ごすことになります。

筐体はとにかく頑丈そう。蹴飛ばしても踏んづけても大丈夫そうな安心感があります。バイク乗りの人がThinkPadを好む理由が分かった気がします。
私は持ち歩かないので、そこまで頑丈でなくてもいいのに……とさえ思えてきます。それでもRシリーズはTシリーズと比べると弱いのだとか。

端子類は左側、右側は光学ドライブ。USBポートは左2つ、右にも1つあるので、右利きの人がマウスをつなげる場合も取り回しには困りません。
ThinkPad R400のトラックポイントとタッチパッドもっとも、操作用インターフェースはトラックポイント(スティック)にタッチパッド、クリックボタンが2つずつにスクロール用ボタン、とやたら充実していますから、「ノートでもマウス派」の人は卒業のチャンスかもしれません。

総じて、「安っぽさ」は感じさせない、いい機種だと思います。無骨なので好き嫌いは分かれそうですが。
なお、上で触れなかった液晶とキーボードのインプレッションは、次の記事で。