2010-03-10

Acer Aspire easyStore H340-S3が29,800円

たまに型落ちの新品なんかをとんでもない価格で放出することで目が離せないNTT-X Storeですが、また凄い物が出てきました…!

Aspire easyStore Home Server H340-S3
29,800円(送料無料)
価格.com最安値 41,500円

【スペック】
Windows Home Server
HDD: 1TB(空きベイ×3、ホットスワップ対応)
CPU: Atom 230
ギガビットイーサ
【参考】
インプレスBBWatchレビュー記事


単純に「1TBのNAS」と考えるとニキュッパは微妙です。アマゾンだと半額以下で1TBのNASが買える時代です。
しかし。このAcer easyStore H340、何と言っても4ベイです。しかもHDDの追加・交換が自由。
そして普通のNASに比べるとハードウェアスペックが強力なため、読み書きが非常に速い。上記レビュー記事のベンチマークを見ても、ギガビットイーサ接続時にはPC内蔵HDDと比べても遜色ないスピードが出ているようです。

もちろん出来合いのNASを買ってくるかわりに自分でPCを組めば、よりハイスペックなNASを作れます。ただしそうなると、さすがにこのコンパクトさ(一辺約21cmの立方体)で3万円を切るのは難しい。

ちょうど家のNASが容量不安を抱えているところでして、「新しく1.5か2TBのHDD買ってきて、載せ替えて、データ移行して…」というプランを考えてやる気が出なくてゲンナリしていたところでした。や、まあ、H340を買ったところでどっちみちデータ移行はしなきゃいけないんですけど。

今のNASが「2TBの壁」を越えられるかも分からず、もし超えられないと仮定すると、いずれNAS本体も買い換える必要が出てきます。
……我ながら強引な仮定だとは分かっています。でもこのNAS、HDD交換はサポート外ですから、2TBを超えられるかどうかはやってみないと分かりません。「2TB超のHDD買ってきて、取り付けたら認識しない」ではちょっと悲しすぎます。
2TB超のHDDが潤沢に出回るようになれば、勇敢なチャレンジャーのレポートをネットで見つけることもできるかもしれませんが、まだ1年くらいはかかりそうです。1年後にH340が29,800円で買えるという保証はありません。スペックを考えてもこの値段は通常価格ではありえなさそうです。

だったらもういま買っちゃえ! と勢いでクレジットカード番号を入力したのでした。H340も2TBの壁を越えられるかは不明ですが、仮に越えられなくても、ベイが4つあるので合計8TB(2TB×4)積めます。半分をバックアップとして使っても4TB! これならさすがに当分大丈夫でしょう!

と必死で肯定していますが、なぜなら冷静に考えてみると、私の場合無線LANで使うことがほとんどだから“データ読み書きの速さ”なんて関係ない気がしてきたからです……。802.11nは公称300Mbpsですが、ウチでは実効4~50Mです。

だいたい2TBもあれば当面足りたのでは? と考え出すと、今のNASを2TBのHDDに換装するだけだったら1.3万円くらいで済んだハズとか……。いやバックアップ用にもう1台2TB買ったら2.6万か。でもいまNAS本体とバックアップで使ってる1TB×2を売れば1万円くらいにはなるから差し引き「1.6万円で済んだ」計算?
差額の1.4万円分の価値を見出せますように…!

(いま使ってるNAS本体も要らなくなるから売っちゃえば? とお思いかもしれませんが、このNAS、HDD換装時にツメをバキバキ折っちゃったから、二束三文でしか売れないと思うんですよね……。だいたい国内流通してない(メニューも日本語対応してない)のでそもそもオークションに出てるの見かけないし)

2010-03-08

ThinkPadの光学ドライブを他PCでも使いたい(2)~SATA Slimline変換ケーブル

あらすじ

←前回
ThinkPad R400内蔵の光学ドライブを他のPCにつないで使おうとしたら、コネクタが「Slimline」という聞き慣れないタイプでした。
Slimline SATAドライブをUSB接続するにはどうすれば?

市販の「Slimline→SATAケーブル」は、端子のオス/メスに注意

Slimline SATA→SATA+電源ケーブルSlimlineコネクタのドライブと普通のSATA端子をつなぐケーブルは、いくつか市販されていました。
私が買ったのは TFTEC(変換名人) のSSATA-SATA1 というケーブル。

USB-SATA変換ケーブルは手持ちのものがあったので、これでSlimlineドライブをUSB接続できるはず! …と思ったら、電源はつながりましたが、SATAコネクタがオス同士になってしまいました。


そこで急遽、SATA延長アダプタ(メス⇔メス)SATAメス⇔メスの延長アダプタを追加購入。ミヨシ JAD-SASAという品でした。


無事、VAIO type Pで利用できるように

というわけで色々買って色々つないだ結果がこの写真。
VAIO type PとSlimlineドライブ
VAIO type Pからも問題なく認識し、当初の目的だったリカバリディスクの作成もつつがなく終了しました。一安心です。

かかった費用は、
◇Slimline SATAケーブル…商品436円+送料210円=計646円
◇SATA延長アダプタ…商品480円(店頭購入なので送料なし)
合計で1,126円でした。

ちなみに:別案を考える

VAIO type Pで光学ドライブを使いたい機会はめったにないだろうと考えて、今回は「シンプルな変換ケーブル/アダプタでいいので最安プラン」で探しました。いちおう、比較検討した別案も載せておきます。

◇スリム光学ドライブケース(2千円コース)
光学ドライブをケースに入れるだけで、USB接続の外付けドライブができあがりという優れ物です。ケーブルがごちゃごちゃしないのは嬉しい。
たとえばタイムリーSLIM-U02SATAB(アマゾンで2,080円)とか。
正直なところ、千円差ならこっちにしても良かったかも……。(SATA延長アダプタの追加購入が誤算でした)

安さにチャレンジするなら1,600円(送料込)という商品もあるようです。ただしこちらはACアダプタでなく追加USB電源ケーブルでの給電のようなので、DVD書き込み時に電力が足りるかどうかは不明。たぶん足りると思いますが。

◇内蔵型DVD-Rドライブ(3千円コース)
USB-SATA変換アダプタは手持ちの物があるので、内蔵型DVDドライブを買っちゃうという手もありました。アマゾンで最安2,952円。
ヤフオク等で中古のPATAモデルを探せば、千円コースも可能かもしれません。でもかさばるモノを増やしたくなかったので没。

◇外付けポータブルDVD-Rドライブ(5千円コース)
ちゃんとした外付けポータブルDVD-Rドライブを買うとすると、アマゾンで最安5,480円。お手軽さと安心感はあります。人に相談されて薦めるなら多分このコース。これより安い案だと「もしかしたらうまくいかなくて安物買いの何とやら」になるリスクがあるので。

◇純正外付けドライブ(2万5千円コース)
ソニースタイルで24,800円(VGP-UDRW1)。
他のドライブと違って「VAIO type PにおいてDVDから起動できることが保証されている」のが最大のメリットでしょうか。そこに差額の2万円を価値を見いだせるかどうか。(店によっては1.5万くらいで売ってるみたいですが)

2010-03-07

ThinkPadの光学ドライブを他PCでも使いたい(1)~SATA Slimlineコネクタ

概要

ThinkPad R400の光学ドライブは簡単に取り外せるようになっています。
じゃあ他PCにつなげて使ってみよう…と思ったら、コネクタの形が「スリムライン」という聞き慣れないタイプでした。
それって他PCにもつなげられるの? というお話です。

話の発端:うっかりVAIO type Pを買いまして

VAIO P先月、NTT-X Store にVAIO type Pの出物がありまして。
Vista Home Basic(32bit)のHDD(60GB)モデルが49,300円。CPUがAtom Z520(1.33GHz)というのが残念ですが(Sony StyleならZ550(2.00GHz)も選択可能)、それを差し引いてもこの値段は破格。
XPモデルだと5万円台もあるみたいですが、Vista以降のモデルはメモリ2GBなのに、XPモデルは1GB。VAIO Pのメモリはオンボードで増設スロットがなく後から増やせないので、XPモデルはちょっと微妙。

後から強化できないという点ではCPUも同様ですが、たとえばLinux載せちゃえば、たぶんAtom Z520もZ550も大差ないような気がする。メモリが1GBか2GBかの違いは大きそうだけど。

二次記憶がSSDじゃなくてHDDというのはつまらないですが、後からSSDに換装するのは、ネットで検索した限りでは大変だけどできなくはなさそう。Vistaから7へのアップグレードも(買ってくれば)可能だし。
あと、この値段でWiMAX搭載。たぶん使わないけど。

というわけで衝動買いしちゃったのが話の始まり。

リカバリディスクを作りたいけど、VAIO type Pは光学ドライブ非搭載

さて、PCを買ったら早々にやらなきゃいけないことの一つに「リカバリディスクの作成」があります。
最近はコストダウンのためかリカバリディスクが付属していないことが多く、自分で作成しなければなりません。万一、リカバリディスクを作らないままHDDがクラッシュしたら、メーカーからリカバリディスクを購入しなければならないのです。
また、リカバリディスクを作ると、HDDのリカバリ用領域を消すこともできるので、利用できるHDD容量が増えるというメリットもあります。

そういうわけで早速リカバリディスクを作るか…と思いきや、VAIO type Pには光学ディスクドライブが搭載されていません。USBの外付ドライブが必要なのです。
純正品(VGP-UDRW1)は2万5千円くらいで売られていますが、まあUSB接続だったら何でも大丈夫だろうとウチにある外付ドライブを使おうとしたら……。

手持ちの外付ドライブ、「CD-RW/DVD-ROM」って書いてありました…。DVD焼けないじゃん!
考えてみたらずっとノートPCの内蔵ドライブを使っていたので、外付ドライブは相当古いものしか持っていなかったのでした。

ThinkPad R400の内蔵光学ドライブは取り外せる

滅多に使わない外付ドライブを買うのもね…と悩んでいたら、ふと思い出しました。ThinkPadの内蔵光学ドライブは、ワンタッチで取り外しができるのです。もしかしてこれ、VAIO type Pにつなげられるんじゃ?

取り外してみると、コネクタの形状がSATAのようで微妙に違います。
具体的には、SATAの信号ケーブルは挿さるんだけど、電源ケーブルのコネクタの大きさが違う。

調べてみると、ThinkPad R400の光学ドライブは「ウルトラベイ・エンハンスド」と呼ばれる仕様で、SATAのスリムライン(Slimline)というコネクタを採用している模様。
ThinkPad独自規格じゃないようなので、変換アダプタも手に入りやすいかも? 探してみることにしました。

長くなってきたので続きます…!
→(2)~SATA Slimline変換ケーブル

2010-02-15

確定申告2010~(2)配当の損益通算

確定申告2010~(1)今年も確定申告のつづきです。

今年の目玉「配当の損益通算」とは?

さて、去年の税制改正の目玉の一つ、配当の損益通算。
譲渡所得での損失と配当所得を損益通算できるという、ありがたい制度です。

どういうことかと言うと。
たとえば株の売買で100万円の利益が出た場合、所得税として10万円を国などに納めます。(国税7%、地方税3%)
では逆に、株で100万円の損をした場合、国などから私は10万円をもらえるでしょうか?
普通はそんなことはありません。損が出た場合は、納める所得税が0円になるだけです。

ところが、いっぽうで株や投資信託などを持っていて、配当所得が生じたとしましょう。
100万円の配当がもらえたら、やっぱり10万円(10%)を所得税として納めます。

では、「株の売買で100万円の損」をして、かつ「株の配当で100万円もらった」場合。
「株による儲け」は差し引きで0円ということになりますが、納める税額はいくらになるでしょう?

2008年度までは、株売買の税が0円、配当の税が10万円で、合計10万円を納める必要がありました。「株による儲け」は差し引き0円なのに!
これは、株の売買は「譲渡所得」、配当は「配当所得」というように、「儲けの種類が違う」ことが理由でした。

ところが2009年度からは、両者の損益を通算できるようになったのです!
今の例だと、儲けが差し引き0円なので、納める税額も0円となります。ラッキー!(儲けが出てないのにラッキーと喜んでいていいのかという問題はありますが)

株売買がマイナスになることはあっても、配当がマイナスになることはありませんから、株を持っている人にとってはちょっと嬉しい税制改正です。

「配当の損益通算」と「譲渡損失の繰越」を組み合わせる場合のちょっとした罠

さらに、株の売買で生じた損は、最大3年間、繰り越すことができます。
おととし株の売買で80万円損して、去年売買で100万円儲けた場合は、プラマイして「去年の株の儲けは20万円」という計算をしていいのです。

儲けが出た場合、古い損から順番に消し込みます。
たとえば、
 2007年度 -30万
 2008年度 -40万
 2009年度 +50万
だったとしましょう。'09年の利益をそれまで繰り越された損失で帳消しにする場合、古い順に差し引いて、
 2007年度 ±0万
 2008年度 -20万
 2009年度 ±0万
という扱いになります。

このように、譲渡損失の繰越は古い順に消えますが、「配当との損益通算」をする場合、必ずしも古い順から消えないので注意が必要です。
というのは、損益通算はまず当年度でおこない、通算しきれない分を繰越分から充当するからです。
たとえば、譲渡損失が
 2007年度 -20万
 2008年度 -20万
 2009年度 -30万
だとします。
2009年度の配当所得が+30万だった場合、古い順から消して、
 2007年度 ±0万
 2008年度 -10万
 2009年度 -30万
…となってくれれば助かるのですが、そうはなりません。
譲渡損失と配当所得はまず当年度で通算するため、
 2007年度 -20万
 2008年度 -20万
 2009年度 ±0万
となり、'07年度の損失は残ったままです。2010年じゅうに儲けを出さないと、3年間の繰越期限を迎えてしまうハメになります。

国税庁の確定申告書等作成コーナーで申告書を作る場合、この辺の計算は自動でおこなってくれるので間違える心配はありません。
(が、このルールを理解しておかないと、私のように「何で古い順じゃなくて新しい損から消えるんだろう…と悩むことになります)

配当の損益通算は、来年からはもっとラクに

今回は、証券会社から送られてくる支払通知書を自分で計算したり転記したりするためいろいろ面倒ですが、次年度分からは証券会社の口座内で自動的に通算できるようになりますので、まったく手間いらずになります。

損益通算の計算を自分でやってみて分かったのは、意外と特別分配金が多かったこと。特別分配金は非課税なので源泉徴収されておらず、したがって損益通算もできません。
2009年は株の売買では損を出しましたが、配当でプラスになるはず…と思っていたら、所得税的にはマイナスのままでした。まだ前年の繰越損失が山のようにあるのに……。

2010-02-08

確定申告2010~(1)今年も確定申告

確定申告の季節になりました。私はサラリーマンですが、今年も確定申告です!

確定申告ってなに? どんないいことがあるの?

稼ぎに課せられる税(所得税)がいくらになるのか計算して、国に申告することです。
サラリーマンの場合は、税はあらかじめ天引き(源泉徴収)されていますし、年末調整で扶養やら生命保険やらの控除も手続きできるので、申告しなくても問題ありません。

ただ、サラリーマンであっても、確定申告するとお得なケースもあります。
私の場合は、次のような理由で。
◆過去に株で損した分を繰り越したい(上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰越控除)
◆株の損失と配当を損益通算したい(上場株式等の配当所得に係る申告分離課税制度)
◆雑所得の経費を計上したい

e-Taxならさらにメリット

従来のように申告書を紙で提出することもできますが、電子申告(e-Tax)を選ぶことができます。
最初の準備は面倒ですが、準備が整ってしまえばメリットも。

◆最高5,000円の税額控除が受けられる(1回だけ)
私は去年受けちゃったので今年は対象外なのですが、払った税が5,000円返ってきます。
e-Taxを利用するにはICカードリーダーや電子証明書などを揃える必要がありますが、全部揃えても3~4千円なので、ちょっとお得。
ICカードリーダーは、私は NTT-ME SCR3310-NTTCom(アマゾン)というのを使っていますが、これから買うなら FeliCa も読めるSONY パソリ RC-S330(アマゾン)も良さそう。パソリが1台あると、SuicaとかEdyがPCで読み書きできて便利です。(PS3でEdy支払いも可能になります)

◆添付書類の提出を省略できる
オンラインでの申告になるので、紙の添付書類を提出しなくても済みます。源泉徴収票のほか、生命保険の払込証明書、経費の領収書、配当の支払通知書――いちいちコピーを取って提出するのは面倒だったので助かります。
(もっとも、書類によってはオンラインのフォームに転記しなければいけないので、逆に面倒が増す場合も……)

なお、「領収書を提出しなくていいんだったら、色々ごまかせるんじゃね?」と一瞬考えちゃいますが、もちろんダメです。3年の間、税務署から提出/提示を求められることがあるそうです。正直に申告し、書類は捨てずにちゃんと保存しておきましょう。

次回:「配当の損益通算」と「譲渡損失の繰越」

さて、今年の確定申告の目玉は、今回から導入された「譲渡損失と配当所得の損益通算」でしょう。
詳しくは…次回 確定申告2010~(2)配当の損益通算 に!