国税庁のサイトの「確定申告書等作成コーナー」へ
国税庁の開設しているWebサイト 平成20年分【確定申告書等作成コーナー】 に対応ブラウザ(WindowsならIE、MacならSafari)でアクセスします。いちばん大きな「作成開始」ボタンをクリック。
税務署への提出方法の選択《画面写真》では「所得税の確定申告書」「電子申告(e-tax)により提出」を選びます。
電子申告を行う際の確認事項(準備編)《画面写真》で利用環境などを確認しつつチェック。ただし、「1.パソコンの環境」に関しては、IE8は「推奨環境」には含まれていませんが、チェックすれば先に進めました。
「2.プリンタが正しく接続されている」も、プリンタが接続されていなくてもチェックすれば先に進めます。申告書自体は電子送信するので「控え」を印刷しておくために必要ということですが、控えはPDF形式でダウンロードして保存しておくこともできるので、必ずしも印刷を行わなくても大丈夫です。
3.以降は前回・前々回で確認した内容なので、自信を持ってチェックを入れられるはず。
次いで電子申告を行う際の確認事項(登録編)《画面写真》では「既に利用者識別番号を取得している」のチェックをしないで次に進みます。(その下にある「電子申告(e-Tax)に次の登録が済んでいる(初期登録済みである)」のチェックボックスは、上にチェックしないとそもそも入力できないようになっています)
すると「開始届出」画面になるので、必要事項を入力して、まずe-Taxが利用できるように初期登録を行います。登録が済み、「利用者識別番号」が発行されたら、再び確定申告書の作成画面へ。
2008年に株で損を出した場合の申告の仕方
ここからは私が今回確定申告をする目的の1つ、「上場株式等に係る譲渡損失の繰越控除」にまつわる部分です。(詳しくは(1)確定申告していいことってあるの?を)。申告書選択《画面写真》の画面では4つの申告書が選べますが、「株式等の譲渡所得」がある場合は「分離課税申告書(申告書Bと第三表)」を選ぶとあります。厳密なことを言うと損を出したのだから「所得」はないんですが、ともかく株関係はそれを選べばいいようです。
選んでみると、申告書の作成を始める前に《画面写真》の画面で電子申告か紙かを選べますので、前者を選択。申告書の種類は、よく分からない場合は「青色申告でない方(白色申告)」を選びます。
申告書第三表(分離課税用)《画面写真》が表示されたら、「株式等の譲渡所得等」をクリック。
取引区分の選択《画面写真》で「特定口座(源泉徴収口座)のうち申告するものがある」にチェック。
次の株式等の譲渡所得等(特定口座・源泉分取引)《画面写真》画面は、証券会社から送られてきた書類と同じレイアウトになっているはずですので、ここに書類の内容を転記します。
次に進むと本年分の譲渡損失を翌年以降に繰り越しますか?《画面写真》と聞かれるので「はい」と答えればミッション・コンプリート。損を取り戻したかのような気分になってきます。言うまでもありませんが、翌年以降に利益を出した場合に所得税を相殺してくれるものなので、利益を出さない限り意味がありません。景気回復を切に願う次第です。
次回:
株関係の「申告書第三表」はこれで終了。次は確定申告をするもう1つの理由、「電子証明書等特別控除」を受け、電子申告を完了させます。
目次 ~e-Tax(インターネット確定申告)に挑戦~
(1)確定申告していいことってあるの?(2)電子証明書(住基カード)を役所で取得
(3)電子申告の準備
(4)利用登録、株取引の損失を翌年に繰り越すには (←いまココ)
(5)ICカードリーダ・電子証明書控除を受けて、申告完了
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