2010-04-21

H340のベンチマーク

Acer Aspire easyStore H340、ベンチマーク測ってみました。
[H340]ベンチマーク

ギガビットイーサ(有線)接続時。速い!
インプレスBB Watchのレビュー記事に載ってた数値よりは若干下回りますが、それでもNASとしては驚異的です。
だって、いま使ってるノートPC(ThinkPad R400)の内蔵HDDのスコアがこれですから。
ベンチマーク(ローカルHDD)

シーケンシャルリードだけは内蔵HDDの勝ちですが、他はすべてNASのほうが速いという凄まじい結果になりました。

もっとも、私が普段使っているのはノートPCなので、接続は普段は有線(ギガビットイーサ)ではなく無線(802.11n)。我が家は電波の飛びが悪く、以前ベンチマークしたときは実質5MB/s(40Mbps)くらいしか出なかったので、すべての項目において天井に頭をぶつける格好になります。

ちなみにこれまで使ってたNAS、Maxtor Shared Storage II(MSS2)のベンチマークはこちら。ちゃんとギガビットイーサ(有線)接続で測ってます。
[MSS2]ベンチマーク
こんなに違うとは……。MSS2もNASとしては悪いほうではなかったんですが。

MSS2はデータ移行が終わったらお役御免になりますが、いろいろ弄っちゃったせいで売れなそうのが残念。オモチャにでもするしかなさそうです。CFカードで擬似SSDを作ってゼロスピンドルLinuxサーバにしてみるとか?(冷却ファンがあるので厳密にはゼロスピンドルにはなりませんが。でもSSDにしちゃったらファン止めても大丈夫かな…?)

H340のHDDを追加したら、容量表示が妙なことに

Windows Home Server採用NAS「Acer Aspire easyStore H340」、HDDベイが4つあるのに1つしか埋まっていないのはもったいない。追加してみます。

HDDを追加するのは簡単

HDDをベイに挿すだけです。
具体的に言うと、ベイに入ってるトレイを取り出して、HDDに取り付けます。ネジは使わなくて済む形式になっているので、ドライバー(ネジ回し)すら必要ありません。
トレイを装着したら、ベイに差し込むだけ。
「ホットスワップ対応」とのことですが、何かあったらイヤなので、念のため電源を落として作業しました。

追加したHDDを認識させる

WHSコンソールの[サーバーの記憶域]を見ると、追加したHDDが一覧の「非記憶域ハード ドライブ」に表示されています。
[H340]HDD追加前のWHSコンソール
ここで「追加」を選ぶだけ。
[H340]HDD追加後のWHSコンソール

これで 1TB のHDDが2台になりましたが、右側の円グラフを見ると合計サイズは 1.82TB となっています。(0.18TB ほどは“天使の取り分”ですが)ちゃんと認識されている模様。

WHSコンソールで取り外す

WHSコンソールの[サーバーの記憶域]から該当するHDDを選んで[削除]。
整合性を保つ処理が走るので、HDDを物理的に取り外せるようになるには時間がかかります。

容量表示がおかしいんだけど…

さて、これで容量倍増! と思っていたら、クライアントPC(Win7)のエクスプローラーでの表示が妙なことに……。
[H340]HDD追加してエクスプローラーから見たら
左側のMドライブはこれまで使っていたNAS。右側のNドライブがH340。空き容量が1TBほどあるはずなのに、バーが真っ赤です。「全容量911GB中、空き容量が1.04TB」って!? 合計容量が古いままです……。

プロパティ表示してみたら、さらにイヤな感じに。
[H340]HDD追加後の容量表示(クライアント)

何か手順を間違えたかと、HDD取り外してやり直してみましたが、変わらず。

H340にリモート デスクトップ接続で入って、Home Server上のエクスプローラから確認してみます。
※確認するだけです。Home Server上でエクスプローラ等でファイルやディスクの操作をすると、取り返しのつかないことになる可能性があるようです。

[H340]HDD追加後の容量表示(ホスト)1
Dドライブが既に「全911GB中、空き1.04TB」となっています。プロパティも頭痛がする表示に。
[H340]HDD追加後の容量表示(ホスト)2

[管理ツール]→[コンピュータの管理]→[ディスクの管理] を見てみましょう。
[H340]HDD追加後の[ディスクの管理]
ここでも「空き領域の割合」が100%を超えています……。

ネットを検索すると、他にもそういう症状になっている人はいるみたいですが(例1/例2)、発生条件も解決方法は不明。
Windows Homes Serverの売りの一つが、HDDを追加してもドライブを意識せずに使える「Drive Extender」機能なんですが、これがOS側でちゃんと対応できていないのが原因?

実害はないみたいなので、表示がおかしいのは我慢するしかないようです……。

2010-04-13

iPhone用Opera MiniのUser-Agent

Opera Mini 5 for iPhone
iPhone(iPod touch/iPad)用のOpera MiniがAppleの審査を通過したので早速ダウンロード。
確かにページの表示は速いです。6倍かどうかはともかく。

でも、「iPhone専用ページ」はほとんど見られません。
HTTPリクエストヘッダのUA(User-Agent)で振り分けするサイトの場合、Opera MiniのユーザーエージェントがiPhone Safariのものと違うのでしょう。調べてみました。

HTTP_USER_AGENT
Opera/9.80 (J2ME/MIDP; Opera Mini/5.0.0176/1150; U; ja) Presto/2.4.15

UAだけだとiPhoneかどうかはパッと見、分かりません。次のヘッダも見たほうがよさそうです。

HTTP_X_OPERAMINI_PHONE
Apple # iPhone
HTTP_X_OPERAMINI_PHONE_UA
Mozilla/5.0 (iPhone; U; CPU like Mac OS X; en)
HTTP_X_OPERAMINI_UA
Opera Mini 5/5.0.0176/hifi/iphone

上のヘッダはiPhone 3Gで確認しました。iPod touchやiPadの場合にどうなるかは分かりません。

ちなみにOpera MiniはサーバーでHTMLを変換する仕様なので、リモートアドレス/リモートホストはオペラのものになります。

REMOTE_ADDR
64.255.180.122
REMOTE_HOST
r07-10.opera-mini.net

元のIPアドレスは次のヘッダに入っています。
HTTP_X_FORWARDED_FOR
126.236.70.*
逆引きすると pw126236070*.22.tss.panda-world.ne.jp。iPhone(ソフトバンク)の帯域でした。

iPhone用Opera Mini、表示は速いんですが、個人的にはとりあえず「iPhone向けGmail」が使えないのがかなり残念。
Gmailにアクセスしても、普通の「ケータイ用」か「簡易HTML」のどちらかしか選べません。そしてどっちも使いにくい。
Opera MiniにUA偽装オプションが付いてくれると便利そう。それかせめて、Gmail側がOpera Miniにも対応してくれれば!

2010-04-05

H340: アドイン「Lights Out」のアップデート

H340には「Lights Out」というアドイン(拡張機能)がプリインストールされています。
「WHSクライアントからのアクセスがなくなったらH340の電源を落とす」みたいな設定ができるので便利です。
デフォルトのバージョンは0.8.2.234。
lightsout-version
最新は1.0.1になっているそうなので、バージョンアップしてみます。

旧バージョンのアンインストール

WHSコンソールの[設定]→[アドイン]……に(なぜか)載ってないので、リモートデスクトップ→[コントロール パネル]→[プログラムの追加と削除]から。

新バージョンのインストール

アドインのインストールにはリモートデスクトップは必要ありません。(というか本来はリモートデスクトップを使わなくても管理できるのがアドインなのです)

公式サイトから LightsOutInstaller1.0.1.1038.msi をダウンロードしてきます。
共有フォルダの「ソフトウェア」フォルダの下に「Add-Ins」というフォルダがあるので、そこに .msi を置きます。

WHSコンソールの[設定]→[アドイン]→[使用可能]を見ると「Lights-Out」があるので[インストール]ボタンを押します。

インストールしてみて

もともと最低限の使い方しかしていなかったので、機能が増えたところで、特に恩恵を受けるわけではなかったりして。
ちなみにメモリ使用量ですが、タスク マネージャで LightsOutService.exe を見る限り、
 0.8.2 → 19MB
 1.0.1 → 31MB
10MB以上増えたみたいです。メモリが結構カツカツなので、アップデートしたのは微妙だったかも……。

2010-03-31

Aspire easyStore H340初期設定

格安だったので半ば勢いで買ったAcer Aspire easyStore H340、時間がなくて放置してましたが、いよいよ初期設定です。

基本的には「大事なデータの保管箱」ですから、変なカスタマイズはせずに安定稼動が第一。
とはいえ快適・便利に使おうとすると、吊るしのままでなく、ちょっと手間をかけたほうがいいこともあるようで。

初期設定(「WHSコネクタ」と「WHSコンソール」の導入)

まずはマニュアルどおりに初期設定します。
HDDベイが3つ空いているので、手持ちのHDDを突っ込みたくなりますが、初期不良時に切り分けが面倒ですからまずは我慢。

電源を入れるとしばらくHDDがカリカリ言ってますが、音がおさまったらクライアントPC側に「Windows Home Server コネクタ」というクライアントソフトをインストール。
同時に「Windows Home Server コンソール」もインストールされますが、こちらがクライアントPCからサーバーの管理画面を開くソフトです。

Windows Home Server(WHS)を触るのはこれが初めてでしたが、ウィザードどおりに進めるだけで特に困ることもなく初期設定完了。

システムのアップデート(必要なかった)

ネットでH340について調べると、たまに目にするのがSystem Monitor Serviceのアップデート。説明されている手順にしたがって進めたら、
現在のバージョン:1.0.14
インストールしたいバージョン:1.0.13
実行しますか?
とのこと。よく読むとこのドキュメントはH340-S1/S2向け。ウチのはH340-S3なので対象外だったようです。

何もしてなくてもメモリ使用率70%

コンソール開いたら「パフォーマンスモニタ」というのがあったので、見てみました。
メモリの使用率が70%あたりを推移しています。まだセットアップしただけで何もしてないのに……。

余らせておいてもしょうがないとは言え、さすがにこれだといろいろ使い始めたらあっという間に天井に頭をぶつけそうな予感がします。
とりあえず、iTunesサーバーとかリモートアクセスとか、当面使わなそうなサービスを全部オフにしたところ、50%くらいにはなりました。
いろいろ使っていきたければ、いま挿さってる1GBメモリを2GBに換装すべきかも。(ハードウェアスペックは1スロットのみ、最大2GB)

でもいまメモリ高いんですよね。DDR2-800の2GB、4千円くらいします。1年前は1,500円くらいだったのに……。

プリインストールのセキュリティソフトは6ヶ月体験版

「McAfee Total Protection Service」というセキュリティソフトがプリインストールされていますが、有効化されていません。そのため「ネットワークの正常性」が「致命的な状態です」とか怖い表示になっています。

それならばと「今すぐ有効にする」を選ぶと……?
H340 McAfee
「6か月間のトライアルをご利用いただけます」とのこと。体験版が入ってるだけのようです。アンインストールしてしまいましょう。

アンインストールはリモートデスクトップで

ここからはマニュアルには書かれていない中級編になります。

リモートデスクトップで接続します。
Windows Home Serverにリモートデスクトップでログインした際の警告表示
いきなり警告が表示されて、「何かあっても自己責任」の世界に足を踏み入れた洗礼をいきなり浴びた気分です。
(ログインするたびにこの警告を見たくない場合は、スタートメニューの「スタートアップ」に登録されているHTMLファイルを外してしまいましょう)

McAfeeソフトのアンインストールは「コントロール パネル」→「プログラムの追加と削除」から。つまり普通のWindowsでの操作と同じです。

アンインストールしてしまうと、「ネットワークの正常性が致命的な状態です」という渓谷が「セキュリティソフトが入っていません」とでも変わる……かと思いきや、「正常」に。そういうものなんでしょうか?

代わりのセキュリティソフトをどうするか

さて、代わりにどんなセキュリティソフトを入れましょうか。
Windows Home Serverで動作保証のあるソフトは少ないようです。

H340利用者の間ではavast! Windows Home Server Editionが人気の模様。ライセンス料は1年5千円弱、3年だと9千円弱。McAfeeが1年7千円弱、3年で1.4万円弱なので、いくらかお得です。「McAfeeは重い、avast!は軽い」というイメージもありますし。

他にはWHSClamAVというオープンソースのアンチウイルスソフトがありました。Windows Home Server対応を謳った無料でも使えるソフトは唯一かもしれません。
こちらはウイルス対策専門で、ファイアウォール等の機能はないようです。

外出先(インターネット)からのリモートアクセスを考えるなら、ファイアウォール含めちゃんとしたセキュリティ対策を施すべきでしょう。Home Serverは他ならぬWindowsですから、様々な脅威から最も狙われやすいプラットフォームです。
とは言え、ウチの場合は今のところ外部からのアクセスは想定していないのでルータに穴も開けないし、ファイアウォールはWindows標準のものが一応立ってるはずだし。
だいたい今までもNASにアンチウイルス対策なんてしてきてません。(アンチウイルスは各クライアントPCで対策)
というわけで、とりあえず、このままで行ってみようかな……?