2022-01-26

Surface Duo(初代)のAndroid 11アップデートが来た(ただしうちには…)

初代Surface DuoのAndroid 11アップデートがいよいよ配信

Microsoftの折りたたみAndroid端末 Surface Duo(初代)にAndroid 11へのアップデートの配信がスタートしたとのこと。
一昨年の発売以来、OSバージョンは2世代前のAndroid 10のままでした。ようやっと一歩前進です。

作り込みの甘さもあって投げ売りされてきたSurface Duo。それが大型アップデートで完成度が上がるのなら嬉しい話です。上がるのなら。
アップデート先が最新のAndroid 12ではなく1世代前のAndroid 11というのが惜しいですが、課題の多くは2画面利用に対するカスタマイズ不足のように感じます。OSのバージョンが最新かどうかは二の次かもしれません。

では、早速アップデートを試してみます。
場所は [設定]→[システム]→[システム アップデート]。


お使いのシステムは最新の状態、と言われてアップデートできませんでした。
あー、こういう大規模アップデートにはよくある「負荷分散のために段階的に配信されます」ってのですかね。――とマイクロソフトのサポートサイトを確認してみたら、こんな記述が。
January 24 release
The following update is available for unlocked Surface Duos in North America and Europe. For locked or unlocked AT&T Surface Duos, we are testing this release and it is pending final validation.
アップデートが可能なのは北米・欧州のSIMフリーモデルのみ。このAT&Tモデルは、アンロックしてあろうがまだテスト中とのこと。なんてこと。
どうしようもないので、おとなしくアップデートが届くのを待つことにします。
追記:2月2日にAT&Tモデル向けにも配信されました)

次はAndroid 12Lに対応との噂も?

そんなSurface Duoですが、タブレットや折りたたみ端末に最適化したAndroid 12L対応するとの噂があります。
その代わりノーマルのAndroid 12へのアップデートはスキップされるのでは、とのことですが、12Lが来るなら無問題です。

本当に12Lが来るなら、投げ売りされた機種の逆襲劇としては実に熱い展開ですが……はたして?

2022-01-13

Shockz(旧AfterShokz)のOpenMoveがきつくてOpenCommに乗り換えた

骨伝導ヘッドセットは使いたいけどOpenMoveが合わなかった

以前、テレワークのおともにShockz(旧AfterShokz)の骨伝導ワイヤレスヘッドセット「OpenMove」を買いました
とても重宝しました。ビデオ会議中、不思議なことに自分が喋っているときに限って宅配便が届くものです。それでも骨伝導なら耳を塞がないので、呼び鈴を聞き逃すことはありません。実に便利でした。

ただ、OpenMoveを使っていると、どうしても頭の接触部が痛くなるのです。
物理的な締め付けがきついのでしょうか。ヘッドバンドのサイズは調整できないため、当初は我慢していましたが、だんだん耐えられなくなり、そのうち使わなくなってしまいました。

便利だったのになあ、惜しいなあと思いながら、ある日、何の気なしに家電量販店で展示されている OpenComm を手にとりました。ブームマイクが付いて、より通話に特化したタイプです。

Shokz(旧AfterShokz) OpenComm Slate Grey【AFT-EP-000026】

新品価格 ¥16,830から
(2022/01/13時点)


……あれ? OpenMoveよりヘッドバンドのバネが軽い?

OpenCommのがOpenMoveより装着感が軽く、痛みが少ない

OpenMoveはバネが固いと言うか、締め付けがきついように感じました。
それに比べてOpenCommのほうが装着感が軽く感じます。重さは29g→33gと若干増えているのに。

これなら大丈夫かも? ということで OpenComm を買い直してみました。
結論としては、かなりいいです。

OpenMoveでは痛くなって1時間装着し続けるのはかなりつらかったです。ところがOpenCommでは、たまに接触位置をずらすなどの面倒を見れば、2時間くらいは装着しっぱなしでも何とかなります
(私は2時間もしたら外したくなりますが、巷のレビューでは「装着感が軽すぎて、つけているのを忘れるほど」と書いている人もいるくらいで、個人差があるようです。羨ましい)

OpenCommのいいところ、負けるところ

ついでに、OpenMoveからOpenCommに変えて良かったことがあります。
バッテリー稼働時間が増えた
OpenMoveのバッテリー持ちは公称6時間。会議漬けの日だと一日もたないのがネックでした。
いっぽうのOpenCommは16時間。1日1回充電すれば、途中でバッテリーが切れたことはありません
充電時間が短くなった
OpenMoveは2時間、OpenCommは1時間。短いに越したことはありません。
とはいえ何もかもがOpenCommのほうが勝っているというわけではありません。
実のところOpenMoveのほうが良かったな…という点も、いくつかはあります。
値段が高い
OpenMoveは9,999円、OpenCommは倍の19,998円。
骨伝導は合う合わないがどうしてもあるので、初めて買おうというときに自分には全く合わないかもしれないのにいきなり2万円を出せるか? という問題はあります。
充電が専用マグネット端子
これは賛否分かれるところかもしれません。OpenCommの専用マグネット充電端子は、接続はとにかく手軽です。磁力はそこそこ強く、気づいたらケーブルが外れていて充電できていなかった、というようなことはそうそうなさそうです。
OpenMoveはUSB-C。防水用の蓋を開け閉めするのが若干面倒ですが、ケーブルを選ばない(汎用のUSBケーブルで充電できる)というメリットがあります。
わずかに重い
OpenCommは33g、OpenMoveは29g。普通の人間が4gの差を知覚できるかは分かりませんが。
ただし、装着感は上述のように、逆にOpenCommのほうが軽く感じました。

まとめ

装着感の違いは結局は値段の違いなのかな、という感想です。
私の場合はOpenMoveでは飽き足らず上位モデルに行きました。が、初めて骨伝導ヘッドセットにチャレンジしようという方は、まずはエントリーモデルであるOpenMoveから試してみるのも悪くないと思います。
(OpenMoveは買取ショップで3,500円で引き取ってもらえました)

余談

値段の違い、となると、出たばっかりのハイエンドモデル OpenRun Pro(23,880円)はさらに良いのかもしれません。
ブームマイクのあるOpenCommよりも、OpenRun Proのほうがマイクのノイズキャンセル性能が高い、というレビューもあります。

2021-12-18

初代Surface DuoのSIMロックを英語チャットで解除してもらった

初代Surface DuoのSIMロック解除は日本からでも無料で可能!?

Surface DuoにSIMロック解除コードを入力中
初代Surface Duoが破格の12万円引きで買えてしまいました。在庫処分で8万円ほど安くなっていましたが、AT&TのSIMロックモデルだったため、さらにお得に。(詳しくは前記事

SIMロックモデルなので、そのままでは日本のキャリアでは通信できません。ですが、どうもSIMロック解除は日本からでも無料で可能らしいのです。
だったら解除できればラッキー、まあ最悪Wi-Fi運用でもいいや、ということで勝負に出てみました。

結論を言うと、うれしいことに無事アンロックできました
ただし、そのためには英語でのテキストチャットという、ちょっとした試練が。

リアルタイムで英語を読んで書くだなんて……と尻込みする方もいるかもですが、実際に挑戦してみるとけっこう何とかなりました
話す内容は事前にだいたい分かりますし、DeepLみたいな翻訳ツールだって使えるし、学校の試験ではないのだから語彙や文法に自信がなくても伝わりさえすれば大丈夫だし。

というわけで、どんな流れでどんな話をしたのかを書いておきます。

アンロックコードが届くまで3週間

まず、全体の流れから。
アンロックコードが届くまで、初動から3週間かかりました。
  • 11/7 AT&Tに申請(フォーム)
  • 11/16 AT&Tより却下の連絡
  • 11/17 Microsoftに申請(テキストチャット)
  • 11/28 Microsoftからアンロックコードがメールで届く

日数はずいぶんかかりましたが、ほとんどが連絡を待つ時間です。
実際の稼働は、フォーム入力の数分と、チャットが20分くらい。

まずはAT&Tにフォームで申請

まず最初に、AT&TにSIMロック解除を申請しました。
英語ではありますが、フォームに必要事項を入力するだけです。自分のペースで進められるので、チャットと違って気楽です。

フォームでの申請手順を以下でざっとなぞります。
Surface Duo上で申請してもいいですが、PCからでも可能です。
  1. https://www.att.com/deviceunlock/ にアクセスし、「Unlock your device」を選びます。
  2. 「Are you an AT&T wireless customer?」はNo。(AT&Tの契約があるならYesですが) SIMロック解除申請フォーム(1)
  3. IMEIというのは端末固有のID番号。1台1台異なります。箱に貼られたラベルに書かれています。本体の[設定]→[バージョン情報]からも確認できます。
  4. 「ロボットではありません」と規約同意にチェックしてNext。
  5. 次のページでは、名前を半角アルファベットで入力します。漢字やカナはたぶんダメです。携帯電話番号とメールアドレスも記入。SIMロック解除申請フォーム(2) 電話番号の入力が必須です。かかっては来ませんでした。とはいえ、あんまり適当な電話番号だと内容不備で却下されるかも。正直に入力したほうがいいと思います。
  6. Submit(送信)したら自動送信の確認メールが届きます。件名は「24 hours to confirm your unlock request」(24時間以内に確認してください)。
    メール文中に「Be sure to confirm your unlock request within 24 hours or it'll be canceled.」(24時間以内にロック解除申請を確認しないとキャンセルするよ)とあるので、「confirm」(確認)のリンクを必ずクリックします。
  7. あとは連絡が来るまで待ちます。
    さっきのメールにステータス確認のリンクがあったので、待ち切れない場合は確認しに行くこともできます。確認したところで処理が早まるわけでもないですが。

AT&Tからアンロックできないとメールが届いた

11/7にフォームから申請して9日後、11/16。
AT&Tから「We can't approve your unlock request」(ロック解除申請は認められません)という却下のメールが届きました。ショック……。
曰く、
・This device is no longer actively supported
 (この端末はもうサポートされていません)
・There is no unlock code available for this device
 (この端末のアンロックコードが入手できません)

世の中にはここでアンロックコードが発行された人もいるらしいのに。私は時期が遅かったのか、個体差なのか……残念。

ただし、ネットで見かける体験談でも「AT&Tからはコードをもらえなかった」という話のほうが多かったです。フォームの段階でアンロックできるのは例外的にラッキーな場合と思うことにして、めげずに先に進むことにします。

却下されるかもしれないなら、最初からMicrosoftに連絡するほうがいいのでは? とお思いかもしれませんが、たぶんまずはAT&Tに申請したほうがいいです。
というのも、後述しますが、Microsoftとのチャットで「AT&Tからサポートが得られるがコンタクトしたか?」と聞かれたからです。Noと答えると「先にAT&Tに問い合わせてみて」と言われそう。

Microsoftへのアンロック申請は英語でのテキストチャット

いよいよMicrosoftのカスタマーサポートに連絡します。

対人ですので、米国の営業時間に連絡する必要があります。
土日も営業しているみたいですが、時間帯が日本時間だと夜22時~午前10時とのこと。(夏時間だと夜21時~午前9時かも?未確認ですが)

チャットに到達するまでの道のりは、日本からの問い合わせを想定していないようで、ちょっと手間がかかります。
  1. https://support.microsoft.com/en-us/contactus にアクセスします。
  2. ページが日本語で表示された場合、URLが「ja-jp」になっているので手動で「en-us」に書き換えます。
  3. 英語になったら、質問入力欄に「Surface Duo」とでも入力します。この時点ではまだ対人ではないので焦らなくていいです。
  4. Recommended helpがいろいろ表示されますが、スルーして「Contact Support」ボタンを押します。(Microsoftアカウントに未サインインの場合は「Sign in to Contact Support」のボタンを押してサインインします)
  5. 問い合わせたい事柄をプルダウンで選ぶ画面になるので、Surface Duoのテクニカルサポートを選びます
    問い合わせ内容
  6. テキストチャットか音声通話を選びます。
順番が回ってくるまでしばらく待った後、いよいよテキストチャットでのやり取りの始まりです。

Microsoftサポートとの英語チャット例

私の場合、チャットがどんな感じで進んだか、日本語に訳して記しておきます。
(対人チャットですので、誰もが同じ流れで進むとは限りませんが)
(定型文の後に)
どうしました?
AT&TがSurface Duoのアンロックコードをくれません
問い合わせありがとう。コードを入手できるよう取り計らいます。
まず名前、メールアドレス、電話番号を教えてください。端末のシリアルナンバー、IMEIも。
名前は~、メアドは~、電話は~
シリアルは~、IMEIは~
情報ありがとう。なんて素敵な名前!(←アメリカンなテンション)
シリアルナンバーをデータベースで確認できました! グレートなSurface Duoにエクセレントなパフォーマンスをもたらしたくて問い合わせをくれたのですね。(←アメリカンなテンションその2)
いま抱えている問題のせいで、あなたはこの端末をフルにエンジョイできていないことでしょう。(←アメリカンなテンションその3)
しかし私ができる限りのことをいたします!
AT&Tはフォームからアンロック申請を受け付けていますが、連絡しましたか?
もししたなら、ケースナンバーと、AT&Tが言う却下理由を教えてください。
yes
ケースナンバーはNUL~、理由は~
ありがとうございます。このケースについて説明させてください。
アンロックコードを提供できるのは1社だけです。このケースでは、AT&Tがコードを提供する必要があります。ですので私からエスカレーションします。3~5営業日かかりますが、コードが提供されたらメールでご連絡します。
それでどう?
ok
エクセレント! では今回のお問い合わせをおさらいしますね。
(まとめ)
ほかに私がお手伝いできる問題がありますか?
no, thanks
グレート! では今回のお問い合わせについての評価をお願いします。お問い合わせありがとう。よい一日を!


チャットと言っても、ご覧のとおり、こちらは訊かれたことをたどたどしく中1で習う英語で答えただけです。礼儀正しいコミュニケーションではなかったですが、向こうも名前を見た時点でネイティブスピーカーではないと察してくれたのではないかな…と。
名前を褒めてくれるとか、自社製品をグレートと形容するとか、なかなか日本では見られないテンションでした。お国柄というのもあるでしょうけど、リラックスさせるためのテクニックでもあるのでしょう。新鮮な体験でした。

ともかく。対応してくれるとの回答をもらいました。あとは待つだけです。

ちょっと期日は過ぎたけど、アンロックコードが届いた

「3~5営業日」と言っていたのに、過ぎても連絡が来ません。やきもきしていていたところ、11日後にメールが届きました。

だいぶ長く感じましたが、営業日換算だと、途中に米国の祝日もあったので6営業日が過ぎた後の週末、向こう時間で土曜午前(日本時間だと日曜未明)でした。営業日だと2日は遅れなかったということになります。
週末に来たってことは、オーダーが積み上がっていて休日返上で対応しているのかもしれませんね……。

メールはざっくり訳すとこんな感じ。
大変お待たせしました! コードは ***************9 です。
Surface Duoの電源を切ってSIMを外し、SIMを入れて電源をオンにしてください。そうしたらアンロックコードを入力してください。もしエラーになっても心配しないで。末尾の数字0を1~9に変えて試してみてください。
助けが必要なら、遠慮せずに問い合わせてくださいね。
末尾の数字云々は、最初何を言っているのかと思いましたが、あぁこれ、16桁以上の数値がExcelだと後ろが0になってしまう問題の対策な気がします。
チャットのときの感じだと複数の事業者がアンロックコードを管理しているようなので、うっかりExcelで管理してしまう事業者がいるのでしょう。
今回もらったコードは末尾0ではないので、関係なさそう。

では。もらったアンロックコードを入力してみます。
Surface DuoにSIMロック解除コードを入力中

無事にSIMロックが解除されました!
ロック解除成功時の写真を撮り損ねるほど、あっさり成功しました。

AT&Tモデルは日本のどのキャリアで使える?

APN設定
SIMロック解除後にAPN設定画面に行ってみると、実は日本の通信事業者の設定もいろいろ入っていたことが分かります。

Surface Duoの日本で使える対応4Gのバンドは、仕様によると以下のとおり。(5Gは使えません)

1 (2GHz)ドコモ/au/SB
3 (1.7GHz)ドコモ/au/SB/楽天
8 (900MHz)SB
19 (800MHz)ドコモ
26 (800MHz)au/(楽天)
28 (700MHz)ドコモ/au/SB

1.5GHzや3.5GHz帯は掴めないものの、プラチナバンドは全キャリア対応。MVNO含めて、つながらないということはなさそうです。

AT&TモデルはeSIM非対応?

なお、SIMフリーモデルとAT&Tモデルでは、SIM周りで大きな違いがあります。
  • SIMフリーモデル: nanoSIM×1 / eSIM×1
  • AT&Tモデル: nanoSIM×1(eSIMなし
SIMフリーモデルはeSIMに対応しており、日本キャリアでも楽天やIIJmio等での実動例があるようです。nanoSIMとは排他利用らしいですが。
一方でAT&Tモデルは、仕様上はeSIM非対応となっています。アンロックした場合はどうなのかは分かりません。

まとめ:Surface Duo(初代)は日本からでもSIMロック解除できた

というわけで、「AT&TのSIMロックモデルSurface Duoは、日本からでもオンラインで無料でSIMロック解除ができる」というのは本当でした。
とはいえ、いつまで可能かは分かりません。臆さず寝かさず、早目にチャレンジしてみるのが得策かなと思います。

2021-11-24

型落ちのSurface Duo(初代/新品)を12万円引きで買った

後継機が発売されて初代が投げ売られる

Microsoft Surface Duo (初代) Microsoftから発売された折りたたみ2画面Android「Surface Duo」。
米国では既に第2世代「Surface Duo 2」が発売されていますが、いま敢えて型落ちの初代を買ってみました。
(日本では初代は発売されていません。2は来年前半に発売予定とのこと)

初代は作り込みの甘さなどが指摘されて評判は今ひとつ。そのせいか在庫に余裕があるようで、店によっては新品なのに1000ドル以上も値引きされて投げ売られています。
17万円クラスの端末が10万円以上も安く買えるのなら、実はコスパいいのでは? と手を出してみました。

米Amazon.comでSIMロック端末を購入

米Amazon.comで買うのが適度に安くて楽なようです。探せばもっと安い店もあるでしょうが、日本にも直接発送してくれるとか、配送事故や初期不良のときに多少は助けてもらえるとか、大手ならではのメリットがあります。

Amazon内でも様々な業者から販売されていますが、Microsoft Surface Duo 256GB AT&T Locked, Glacierを選びました。以下の理由からです。
  • SIMロック(AT&T)されているため、SIMフリー機より安い
  • アンロックは日本からでも無料でオンラインで手続きできるらしい
    (ただし実際に挑戦したところ、できたにはできたけれど、ネットで見かけた一番簡単な方法はもう使えないのかも。詳しくは後述)
  • 元々Wi-Fi中心の運用を考えていたので、最悪アンロックできなくても構わない

SIMフリーやアンロックされた端末の相場は、これより200USD以上も上です。だったらSIMロックモデルにチャレンジしてみるのも一興かと。
なお、SIMフリーモデルのみならずSIMロックモデルであっても、ちゃんと日本の技適マーク取得済みです。国内利用に法的な支障はありません。

というわけでこのSIMロックされたSurface Duo、タイミングによって値段は前後しますが、私が買った時点(10月14日)では256GBモデルが $439.95 でした。新品です。
元値は $1,499.99 なので1,060ドル引き、1ドル=約114円として12万円引きというなかなかの計算になります。

容量半分の128GBモデルだともう$25ほど安いのですが、この機種はmicroSDスロットがなくストレージを増やせません。この価格差なら…と多いほうを選びました。
ペン運用を考えていてまだペンを持っていない場合は、Wacomペン付きセットもいいかもしれません。

商品代金の他に送料と関税がかかる

本体は $439.95 でしたが、いくらか諸経費が乗っかりました。
  • 本体 $439.95
  • +) 送料 $13.27
  • +) 関税前払い $61.75
  • =) 合計 $514.97
関税前払いは後から多少戻ってくる場合があります。私の場合も後述しますが一部返金されました。
たまたまギフト券が $18.10 あったので実際の支払額は$496.87、10月14日のレートで56,295円でした。

注文から到着まで12日

10月14日に注文して、到着したのが10月26日。12日間、USからの通販としてはまあこんなものでしょう。
配送業者はDPDとなっていました。Amazon.com上でトラッキング可能です。日本でどの業者に引き継がれるかはまちまちのようですが、うちの場合はヤマトでした。

海外通販らしく外箱は角が潰れていましたが、商品の化粧箱は無事でした。特にトラブルもなくて一安心。

前払い関税は半額以上が払い戻された

Import Fees Deposit(前払い関税)として最初に $61.75 を支払いましたが、約1ヶ月後の11月9日に半分以上の $34.87 が返金されました。
というわけで最終的な費用は送料関税込みで $480.10、55,000円弱で買えた計算になります。

これを高いか安いかとみるのは悩ましいところ。唯一無二感で買うデバイスではありますが、いちおう他の機種と比べてみます。

同性能のスマホと比べると割高。折りたたみ機種と比べたら?

Surface Duoのハードウェアスペックは Snapdragon 855&6GB RAM。Androidのスマートフォンのスペックではちょうど一昨年(2019年)のハイエンド相当です。
今5.5万円を出すならもっと上のスペックの機種も買えそうで、普通にスマートフォンと比べるとコスパは劣る気もします。

Galaxy Z Fold3 5G
しかしSurface Duoは何と言っても折りたたみ。折りたたみとして比べるのなら、今や Galaxy Fold を避けては語れません。
2021年の最新機種はGalaxy Z Fold3 5Gですが、2年前、同時期の初代FoldがちょうどSurface Duoと同じCPUでした。ただしFoldのRAMは倍の12GB。

画面はFoldが1画面7.3インチで縦長の3:4。Surface Duoは5.6インチを2画面合わせて8.1インチ相当、横長3:2。
同じ折りたたみでありながら、方向性がかなり異なります。Foldは「開いてもまだ縦長」というところに強いコンセプトを感じます。
というわけでFoldとSurface Duoとでは、価格や細かいスペックを比べて選ぶのではなく、どちらの端末のUXを体験したいかという気持ちで選んだほうがいいように思えます。市場価格はFoldのほうが圧倒的に上ですし。

LG V60 ThinQ 5G (L-51A)
むしろ比較対象としては、折りたためる2画面スマートフォン、つまりヒンジレスではないLGデュアルスクリーンのほうがふさわしいかもしれません。
(ただ、こちらは今春、メーカーがグローバルで事業撤退を発表してしまいましたが……)

2019年発売のLG G8X ThinQ(ソフトバンク901LG)はちょうどCPU・RAMともSurface Duoと同スペック。画面はG8Xのほうが大きく、6.4インチの2画面です。
その後、より高性能なLG V60 ThinQ 5G(ソフトバンクA001LG/ドコモL-51A)、スペックを下げてカジュアルにしたLG VELVET(ドコモL-52A)と、国内キャリアからも複数の機種が出ています。

L-51Aは撤退発表後にドコモが投げ売りして一時未使用品が4万円台で出回っていたそうです。祭が終わって、今はもう入手性がいまいちとなってしまいましたが。
L-52Aは今でもたまに量販店でMNP 1円を見かけます。ドコモにはまだ在庫があるようですし、情報収集に励めばもしかしたらお得に買えるチャンスが来るかも。

SurfaceもLGもそんな投げ売り仲間ですが、気になるのはLGデュアルスクリーンの重さ
Surface Duoの250gに対して、V60はデュアルスクリーン込みで353g、VELVETでも309g。これだけ重さが違うと、使い勝手も違ってきそうです。

タブレットと比べようにも、8インチAndroidは不毛地帯

Surface Duoは2画面足せば8.1インチ相当ということで、スマホではなくタブレットとも比べてみるべきかな……と思ったのですが、ファーウェイ退場後、そもそも高性能な8インチAndroidタブレット、というものが世の中に存在していませんでした。
国内市場だけでなく海外を見渡しても、RAM 4GBあればいいほう。RAM 2GB・画面解像度1280×800といったローエンド機が大半です。
(11インチクラスもひどいものでしたが、今年になって Xiaomi Pad 5 や Lenovo XiaoXin Pad Pro 2021 など、4万円台でハイレベルな機種が出てきてちょっと盛り上がっています。)

高スペック8インチタブレットとして唯一比較に耐えうるとしたら iPad mini かもしれません。OSからして違いますが。
一応値段を見てみると、iPad miniは現行第6世代の256GBモデルで77,800円。1世代前の2019年発売の第5世代の256GBモデルはApple公式整備品が58,080円。在庫がいつまであるか分かりませんが。
価格帯的には面白い勝負ですが、OSが違うと利用スタイルが違いすぎて、比較は成立しないかも。

本体は日本未発売だけど、定番保護フィルムは入手可能

比較談義は終えて手元のSurface Duoに話を戻します。
無事届いた新しい端末を下ろして最初にすることと言えば、何はともあれまずは画面保護フィルム貼りです。

Surface Duoは折りたたむと画面は内側になるので、持ち運び中に画面が傷つく心配はありません。保護フィルムは要らないのかもしれません。
が、もし後から貼りたくなった場合、埃や汚れの除去は地味に手間です。だったら新品のうちに貼ってしまったほうが気楽かな? という発想です。
なお、ペンを使う方は極力貼っておいたほうが良いかと。ペン先でうっかり傷が付きがちです。

Surface Duo本体は国内未発売ですが、保護フィルムは国内でも定番アイテムを入手可能です。
アンチグレア樹脂フィルムのオススメを置いておきます。他に光沢タイプやガラスもいろいろ出ているようです。

ミヤビックス 左右セット 反射防止液晶保護フィルム 防指紋 防気泡 Surface Duo 用 日本製 OverLay Plus OLSURFACEDUO/S/12

¥1,650から (2021/11/24時点)

PDA工房 Surface Duo PerfectShield 保護 フィルム [2画面セット] 反射低減 防指紋 日本製

¥1,628から (2021/11/24時点)



せっかく薄いのでケースやカバーは付けたくない

外装保護をどうするかは難しいところです。
というのも、Surface Duoの厚さは片面4.8mm、閉じても9.9mm。よくこれで3577mAhものバッテリーが入ったなと驚く薄さです。
標準でバンパーが付属しますし、ケースやカバーは使わずにこの薄さを楽しみたいところ。

傷を避けたければ、外側にも保護フィルムを貼るというのも一案です。中には純正バンパーとの併用を前提とした形になっているものもあります。

SIMロック解除は?

今回買ったSurface DuoはAT&TにSIMロックされているため、他のキャリアでは通信できません。(Wi-Fiは使えます)
SIMロック解除の手続きは日本からでも手軽にできる、という話もあったので試してみたのですが、一筋縄では行きませんでした。詳しくは次の記事(初代Surface DuoのSIMロックを英語チャットで解除してもらった)で。

2020-12-17

TerraMasterのNAS、消えたWoL(Wake on LAN)を復活させるには

システムをアップデートしたらWoL(Wake on LAN)が使えなくなった…

TerraMasterの F4-220 というNASを使っています。値段のわりに性能が良く、機能も多く、コストパフォーマンスのいい品でした。ただし設定が複雑で日本語ローカライズがイマイチなので、人様にはお勧めしづらいのですが。

ある日、気まぐれにシステム(TOS、TerraMaster Operating System)をアップデートしたら、それまで使えていたWoL(Wake on LAN)が使えなくなってしまいました。慌てて公式forumを見に行ったら、同様の書き込みがいくつも。
どうやらWoLは正式な機能ではなかったようで、偶然に運良く使えていただけの模様。しかし家庭用NASでWoLが使えないのは地味に困ります。

とはいえどうしようもできないので諦めて放っておいたのですが、久しぶりにforumを見たら、β版のリリースノートを見つけました。
TOS 4.2.04 beta is released for testing
Post by TMSupport » 04 Sep 2020, 12:13

TOS 4.2.04 beta Release Notes

Applicable models:
X.86: F2-220, F2-221, F2-420, F2-421, F4-220, F4-221, F4-420, F4-421, F5-220, F5-221, F5-225, F5-420, F5-421, F5-422, F8-421, F8-422.
This update includes following bug fixes for the previous version:
1. Added WOL feature;
(以下略)
WoLが公式にサポートされているじゃないですか!
しかもその後リリースされた 4.2.06 でbetaが取れている。こりゃもう上げても大丈夫かな? と入れてみることにしました。

TOS 4.1系→4.2系は手動更新が必要

しかしTOS コントロールパネルの「オンライン更新(推奨)」を選んでも、「現在のソフトウェアは最新版です!」と言われるのみ。この F4-220 はちゃんと対応機種のリストに入っているのに。

というわけでforumの投稿にあるとおり、手動更新をします。2020-12-17現在の最新版は 4.2.07
  1. 投稿内のリンクからアップデートパッケージ(bz2ファイル)をダウンロード。X86版とARM版があるので間違えないように。
  2. TOSのコントロールパネル→更新とリカバリー→ソフトウェア更新 で「手動更新」を選び、DLしたファイルを選択。
  3. あとは待つだけ。
無事アップデートが完了すれば、コントロールパネル→ハードウェアと電源→電源 に Wake on LAN の設定項目が出現します。


TerraMaster F4-220 の後継機種

ところでこの F4-220 はディスコンのようですが、同等機種としては F4-210 というのが販売中です。
(型番が小さくなっているのは、IntelじゃなくてARMだからでしょうか)

TerraMaster F4-210 NAS 4ベイ dlna対応nas クアッドコアCPU 2GBメモリ搭載 スマホ/タブレット対応 (HDD付属なし)

新品価格 ¥32,990から(2020/12/17時点)


Intel CPUだと4ベイの後継機はなく、近いのは5ベイの F5-221 になります。HDDベイが1つ増えただけでお値段が跳ね上がるのが難点。

TerraMaster F5-221 5ベイ NAS 2.0GHz intelデユアルコア2GB スマホ/タブレット対応 (HDD付属なし)

新品価格 ¥49,990から(2020/12/17時点)


TOSはLinuxベースということで、SSHで入ることもできます。
「自宅用のサーバーを自分で運用するほどのモチベーションはないけど、なんか色々できるマシンがあると助かる」という(私みたいな)人にはちょうどよい塩梅です。