このイメージファイル、実体は、
% file coyote-3.1.28.img coyote-3.1.28.img: Linux rev 1.0 ext3 filesystem data (large files)思いっ切りLinuxです。ということは、ある程度のカスタマイズなら簡単にできそう。
PCでマウントしてみて、起動プロセスや設定の仕組みを自分で調べて……というのもいいのですが、既にカスタム済みのファームウェアを作った方がいるので、今回はありがたく使わせてもらうことにしましょう。
カスタムファームウェアの適用手順
家庭用ゲーム機の“カスタムファームウェア”の場合は、純正ファームウェアのセキュリティホールを突くために様々なテクニックや道具が必要でしたが、MSS2の場合は全く難しいことはありません。- 純正ファームウェアを3.5.74にしておく。
- www.openmss.orgのフォーラムから edamame-3.5.74.custom.bin をダウンロード。
- 純正ファームウェアのアップデートと全く同じ手順で、カスタムファームウェアのbinファイルを適用する。
つまり純正ファームウェアのアップデート手順そのままです。なぜカスタムファームウェアのファイル名が“枝豆”なのかは謎。
いちおうお約束として書いておきますが、事前にファイルはバックアップしておいてください。ファームウェアを書き換えてもファイル保存用パーティションには影響ないはずですが、万一、何かあっても責は負いかねます。
カスタムファームウェアを使うメリットは?
純正ファームウェアではできない機能を追加できます。- telnet/sshログインを可能にする
- 自由にcronを回す
- ファイルサーバ(Samba)に「ごみ箱」機能を付け足す
- 電源コンセントにプラグを挿したら、電源ボタンを押さなくても自動起動させる
- 一定時間アクセスがなかったらHDDをスリープさせて冷却ファンを止める
0 件のコメント:
コメントを投稿