2022-01-26

Surface Duo(初代)のAndroid 11アップデートが来た(ただしうちには…)

初代Surface DuoのAndroid 11アップデートがいよいよ配信

Microsoftの折りたたみAndroid端末 Surface Duo(初代)にAndroid 11へのアップデートの配信がスタートしたとのこと。
一昨年の発売以来、OSバージョンは2世代前のAndroid 10のままでした。ようやっと一歩前進です。

作り込みの甘さもあって投げ売りされてきたSurface Duo。それが大型アップデートで完成度が上がるのなら嬉しい話です。上がるのなら。
アップデート先が最新のAndroid 12ではなく1世代前のAndroid 11というのが惜しいですが、課題の多くは2画面利用に対するカスタマイズ不足のように感じます。OSのバージョンが最新かどうかは二の次かもしれません。

では、早速アップデートを試してみます。
場所は [設定]→[システム]→[システム アップデート]。


お使いのシステムは最新の状態、と言われてアップデートできませんでした。
あー、こういう大規模アップデートにはよくある「負荷分散のために段階的に配信されます」ってのですかね。――とマイクロソフトのサポートサイトを確認してみたら、こんな記述が。
January 24 release
The following update is available for unlocked Surface Duos in North America and Europe. For locked or unlocked AT&T Surface Duos, we are testing this release and it is pending final validation.
アップデートが可能なのは北米・欧州のSIMフリーモデルのみ。このAT&Tモデルは、アンロックしてあろうがまだテスト中とのこと。なんてこと。
どうしようもないので、おとなしくアップデートが届くのを待つことにします。
追記:2月2日にAT&Tモデル向けにも配信されました)

次はAndroid 12Lに対応との噂も?

そんなSurface Duoですが、タブレットや折りたたみ端末に最適化したAndroid 12L対応するとの噂があります。
その代わりノーマルのAndroid 12へのアップデートはスキップされるのでは、とのことですが、12Lが来るなら無問題です。

本当に12Lが来るなら、投げ売りされた機種の逆襲劇としては実に熱い展開ですが……はたして?

2022-01-13

Shockz(旧AfterShokz)のOpenMoveがきつくてOpenCommに乗り換えた

骨伝導ヘッドセットは使いたいけどOpenMoveが合わなかった

以前、テレワークのおともにShockz(旧AfterShokz)の骨伝導ワイヤレスヘッドセット「OpenMove」を買いました
とても重宝しました。ビデオ会議中、不思議なことに自分が喋っているときに限って宅配便が届くものです。それでも骨伝導なら耳を塞がないので、呼び鈴を聞き逃すことはありません。実に便利でした。

ただ、OpenMoveを使っていると、どうしても頭の接触部が痛くなるのです。
物理的な締め付けがきついのでしょうか。ヘッドバンドのサイズは調整できないため、当初は我慢していましたが、だんだん耐えられなくなり、そのうち使わなくなってしまいました。

便利だったのになあ、惜しいなあと思いながら、ある日、何の気なしに家電量販店で展示されている OpenComm を手にとりました。ブームマイクが付いて、より通話に特化したタイプです。

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……あれ? OpenMoveよりヘッドバンドのバネが軽い?

OpenCommのがOpenMoveより装着感が軽く、痛みが少ない

OpenMoveはバネが固いと言うか、締め付けがきついように感じました。
それに比べてOpenCommのほうが装着感が軽く感じます。重さは29g→33gと若干増えているのに。

これなら大丈夫かも? ということで OpenComm を買い直してみました。
結論としては、かなりいいです。

OpenMoveでは痛くなって1時間装着し続けるのはかなりつらかったです。ところがOpenCommでは、たまに接触位置をずらすなどの面倒を見れば、2時間くらいは装着しっぱなしでも何とかなります
(私は2時間もしたら外したくなりますが、巷のレビューでは「装着感が軽すぎて、つけているのを忘れるほど」と書いている人もいるくらいで、個人差があるようです。羨ましい)

OpenCommのいいところ、負けるところ

ついでに、OpenMoveからOpenCommに変えて良かったことがあります。
バッテリー稼働時間が増えた
OpenMoveのバッテリー持ちは公称6時間。会議漬けの日だと一日もたないのがネックでした。
いっぽうのOpenCommは16時間。1日1回充電すれば、途中でバッテリーが切れたことはありません
充電時間が短くなった
OpenMoveは2時間、OpenCommは1時間。短いに越したことはありません。
とはいえ何もかもがOpenCommのほうが勝っているというわけではありません。
実のところOpenMoveのほうが良かったな…という点も、いくつかはあります。
値段が高い
OpenMoveは9,999円、OpenCommは倍の19,998円。
骨伝導は合う合わないがどうしてもあるので、初めて買おうというときに自分には全く合わないかもしれないのにいきなり2万円を出せるか? という問題はあります。
充電が専用マグネット端子
これは賛否分かれるところかもしれません。OpenCommの専用マグネット充電端子は、接続はとにかく手軽です。磁力はそこそこ強く、気づいたらケーブルが外れていて充電できていなかった、というようなことはそうそうなさそうです。
OpenMoveはUSB-C。防水用の蓋を開け閉めするのが若干面倒ですが、ケーブルを選ばない(汎用のUSBケーブルで充電できる)というメリットがあります。
わずかに重い
OpenCommは33g、OpenMoveは29g。普通の人間が4gの差を知覚できるかは分かりませんが。
ただし、装着感は上述のように、逆にOpenCommのほうが軽く感じました。

まとめ

装着感の違いは結局は値段の違いなのかな、という感想です。
私の場合はOpenMoveでは飽き足らず上位モデルに行きました。が、初めて骨伝導ヘッドセットにチャレンジしようという方は、まずはエントリーモデルであるOpenMoveから試してみるのも悪くないと思います。
(OpenMoveは買取ショップで3,500円で引き取ってもらえました)

余談

値段の違い、となると、出たばっかりのハイエンドモデル OpenRun Pro(23,880円)はさらに良いのかもしれません。
ブームマイクのあるOpenCommよりも、OpenRun Proのほうがマイクのノイズキャンセル性能が高い、というレビューもあります。