土曜日

micro SIMアダプタを単体で電話機に挿すのはとても危険

マイクロSIMカードをマイクロ非対応の携帯電話機で使いたくなり、変換アダプタを買いました。

新型 UBEST製 マイクロSIMアダプタ ブラック for Apple iPhone4 / iPad microSIMカードをSIMカードに変換するアダプター 黒
¥280+送料無料

マイクロSIMと通常SIMは端子形状には互換性があるため単にカードの大きさが違うだけでして、つまり「アダプタ」と言っても、要するにプラスチック製のワクです。
そのためか安い物ではなんと58円+送料無料などという、デフレの申し子とでも言うべき商品すらあります。

ではなぜ敢えて金額が5倍の280円もする“Ubest”のアダプタを選んだかと言うと、いちおうワケがあるのです。

安いアダプタにはない心遣い

安いアダプタと比べて、安くないアダプタにはざっくり次のような長所があります。
  • マイクロSIMカードが外れにくい
  • アダプタのサイズや厚さが正しい

安いアダプタは本当にただのワクですが、UbestのアダプタはマイクロSIMが収まる部分に薄い膜が張られています。そのためマイクロSIMが外れにくいのです。膜は透明でとても薄いプラでした。

アダプタのサイズは、安いものだと精度が良くなく、本来あるべきサイズより大きかったり厚かったりして、電話機にすんなり挿し込めない……といったケースもあるようです。

もっとも、安くても精度の高い品もありますし、高くても「これはどうかなー」という品質の物もあります。そこがお買い物の難しいところ。

なお、膜の代わりにシールを使う製品もあります。
外れにくさはむしろシールのほうが上ですが、糊がなー…という方は(私もです)、ただのプラ膜のほうが安心かもしれません。
また、シール型は、シールの分だけ厚くなります。シールの厚さなんてコンマ数ミリですが、思った以上に電話機に入りにくくなります。むりやり入れると今度は出てこなくなるおそれも。

ところで、届いた製品を見て驚いたのですが、なんとアダプタ2個入りでした。アマゾンの商品情報ページにはどこにもそんなことは書かれていなかったのでちょっとびっくり。
別に1つしか要らないから安くしてくれればいいのになぁ…などと思っていたのですが、すぐに「2つあって良かった!」と思わされる事件が勃発したので世の中は不思議です。

どんな事件かと言いますと……。

アダプタを単体で電話機に挿すと抜けなくなる!

アダプタを試しに携帯電話機に挿し込んでみました。大きさも厚さもピッタリです。さすが最安商品の5倍もする品だけあります。

じゃあ練習も終わったし本番に行ってみるか、とアダプタを電話機から抜こうとしたら――抜けません。なにか引っかかってるような感触です。
こういうとき力任せで引っぱったりすると大変な不幸が訪れる予感がしたので、とりあえず深呼吸して気を落ち着かせてから、ネットで検索してみます。

すると、同様に「抜けなくなった」というケースが出てくる出てくる。アマゾンにはこういうアダプタが何種類も販売されてますが、どの製品のページを見てもレビューに「抜けなくなった。★1」などと書かれています。

どうも電話機のSIMスロットは、SIMカードの端子と接触する電話機側のピンがバネになっているらしいのです。
そのため、マイクロSIMカードを入れずにアダプタだけ挿し込んだ場合、ピンがワクに引っかかってしまうとか。

無理やりアダプタを抜こうとするとピンが曲がったり折れたり、基板に変な力がかかったりしてしまいかねません。さて、どうしましょう。

アダプタを破壊してなんとか解決

結局、次のような手段で電話機を(そんなに)傷めずにアダプタを抜くことに成功しました。
  1. カッターでアダプタの露出部を切り取る
  2. これでマイクロSIMが入るべき空間へアクセスできるようになったので、そこに適当なプラ片を差し込む
  3. そうやってピンを抑えつけながらアダプタをそおっと引き抜く
    (まだ抜けない場合はプラ片の厚みが足りない可能性があります。無理やり抜いたりせず、もう1枚プラ片を重ねたりしてみましょう)

というわけで、期せずしてアダプタが2個入りだったおかげで助けられました……。
バラしちゃったアダプタは手厚く供養することにして、もう1つのアダプタにマイクロSIMを入れて電話機に挿入。無事、SIMは電話機に認識されました。

カッターでアダプタを切るときに、刃が滑って基板がガリッと音を立てたような気がしてならないのですが、とりあえずは大丈夫だったようです。

皆様におかれましても、マイクロSIMアダプタを「試しにSIMカードなしで電話機に挿し込んでみる」といったことは決してなさらぬよう、どうぞご注意ください。

3 件のコメント:

  1. 今まさに自分が同じ状況に陥っており、検索してここにたどり着きました。
    メイン機がmicroSIMでサブ機が通常SIMの場合に「いつ使うかわからないアダプタをいつも持ち歩くのは面倒だからアダプタのみサブ機のスロットに刺しておく」と考えるのはある意味普通の発想だと思います。(自分がそうでした)。
    でもそれがこんな危険なことだったとは…。
    とりあえず記事を参考にいまから取り外しにチャレンジします。

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  2. やってしまった!!!ということで、この記事にたどり着きました。
    サブ機にアダプタを入れてしまいました後に取り出しのは苦労しました。一応落着いてこの記事のようにゆっくりやれば解決します。
    ありがとう!。

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  3. あります、あります
    スペアがあったので練習用にとやってしまいました!
    今まで標準シムしか差してこなかったからその感覚でいましたアダプターを使う時はセロテープを貼って神経質に、なるくらいじゃないといけないと思いました。

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