2012-03-21

VAIO type PでWindows 8(Consumer Preview)を使う~その2

VAIO type P(VGN-P91HS)でWindows 8(Consumer Preview)を使っていて、いくつか気づいたことを。

※導入についてはその1をご覧ください。

キーボードレイアウトがUS101になってる

「@」を入力しようとしたら「[」が出てきました……。
キーボード配列がなぜか英語配列になっているので、日本語配列に変更します。
  1. [デバイス マネージャー]→[キーボード]
  2. 「標準PS/2キーボード」を右クリック→[プロパティ]
  3. [ドライバー]タブ→[ドライバーの更新(P)...]
  4. [コンピューターを参照してドライバー ソフトウェアを検索します(R)]
  5. [コンピューター上のデバイス ドライバーの一覧から選択します(L)]
  6. [互換性のあるハードウェアを表示(C)]のチェックを外す
  7. [製造元]は[(標準キーボード)]、[モデル]は[日本語PS/2キーボード(106/109キー)]」

日本語配列に変えても、いつの間にかまた英語配列に戻ってしまう問題があります。
今のところ、「高速スタートアップを無効にする」という消極的な手段でしか解消できないようです。
[Win8CP] キーボードで押した文字とは違う文字が表示される - Microsoft Answers

Webブラウザが重い

IEは重いですが、Google Chromeを入れれば軽快です。

2012-03-20

VAIO type PにWindows 8 Consumer Previewをインストールしてみた

VAIO type P(VGN-P91HS)にWindows 8 Consumer Preview(Win8CP)をインストールしてみました。
インストールしただけではいくつか使えない機能がありましたが、別途ドライバーを導入すれば解消するものもあります。

意外とキビキビ動きます

前評判どおり、起動はとても速いです。コールドブートでログオン可能になるまで約20秒。SSDに換装しているとは言え、驚異的なスピードです。

このVAIO type Pは筐体が小さいかわりにCPUがAtom Z520(1.33GHz)、グラフィックスがIntel GMA500という、かなり限界にチャレンジした仕様。購入時にプリインされていたVistaははっきり言って実用性があるとは思えず、Linux(Ubuntu)を入れて使っていました。
しかしGMA500はLinuxでも色々ややこしい問題を抱えていてアタマが痛かったのですが、Win8なら(チューニングすれば)実用になるかも。

追記:
Consumer Previewのときはそう思ってたのですが、Windows 8製品版だと残念ながらそこまで軽くないです。
詳しくは⇒VAIO type PにWindows 8(製品版)を導入

Win8 CPインストール直後のエクスペリエンス インデックスはこんなでした。
CPUが1.3と全力で足を引っぱっています。HDDはSSDに換装できますが、Atom Zは換装できないのが残念。

グラフィックスのスコアも2.0と振るいませんが、これは後でグラフィックスドライバーを入れ替えて向上しているはずです。
入れ替え後はエクスペリエンス インデックスを計測するとブルースクリーンが出るようになってしまい、スコアは残念ながら不明。

HDDが6.4とずば抜けて良いのは、前述したとおりSSDに換装してるため。
1.8インチZIFコネクタというレアなタイプが必要なので32GBで1万円前後と安くないですが、効果は抜群です。
Win8CPのインストール直後の状態でのディスク使用量は12GB弱だったので、デュアルブートにしなければ32GBでも支障はなさそう。

素の状態では機能しないもの

Win8CPをインストールしただけの素の状態では、いくつかの機能が動作しません。
他にもあるでしょうが、とりあえず気づいたのは下記。
  • 無線LANが使えない(解決)
    ただしネットを探すと、type Pでも普通にWiFiが利用できている人が多い模様。ウチのVAIOは「Intel WiMAX/WiFi Link 5150」というWiMAX兼用の珍しいアダプタを積んでいるため、Win8CPにはドライバーが搭載されていないようです。
  • 描画が遅い(解決)
    グラフィックスチップ(Intel GMA500)のドライバーも載っておらず、MS標準ドライバーで動いているようです。そのためか描画が重いです。
    もっとも1600×768という希少解像度を標準で認識しているだけでも驚きではあるのですが。
  • VAIO固有機能が使えない
    素のWindowsなのだから当たり前ですが、たとえば「いたわり充電」設定などのソニー独自の機能は利用できません。あとFn+ファンクションキーで液晶輝度変更も機能せず(音量変更は可能)。

いろいろ試行錯誤した結果、上の2つは何とかなりました。

無線LANを使えるようにする

無線LANが使えない状態で無線LANのドライバーをネットからどうやってダウンロードするかという問題がありますが、とりあえずディスプレイ/LANアダプターVGP-DA10(別売)を使った有線LANは、Win8CP標準状態で機能します。
持ってないという方は、これを機に買っちゃうか、または他のPCからファイルをUSBメモリ等でコピーしてきてください。または、USBのWiFiアダプタやLANアダプタなら動くものもあるかも(未確認)。

インテルのダウンロード・センターから、「インテル WiMAX/WiFi Link 5150」用ドライバ(Windows 7 (32bit)版)をダウンロードします。
ただ、現在の最新版14.3.1を含む14.x系はどれも動きませんでした。13.系の最終となる13.5.0あたりが「動く中では最新」でしょうか。

ドライバーのみ(ICS_Ds32.exe / 8MB)とソフトウェア付き(ICS_s32.exe / 36MB)の2種類がありますが、「ドライバーのみ」のほうでたぶん大丈夫です。

そのままインストールするとうまくいかないので、エクスプローラー上でインストーラーを右クリックして [互換性のトラブルシューティング(Y)] を選びます。
次いで、
[問題のトラブルシューティング]
[以前のバージョンのWindowsで動作していたプログラムがインストールできない、または実行できない]
(このプログラムが以前動作していたWindowsのバージョン)[Windows 7]
と進みます。

「プログラムの互換性設定をテストします」という画面になり、[プログラムのテスト...]を押さないと先に進めないのでボタンを押すと、インストーラーが起動します。

インストールが完了したら、もうこのインストーラーの互換性設定は必要ないので、[次へ(N)]を押さずに[キャンセル]を押しちゃって問題ありません。

デバイス マネージャーを見て、ネットワークアダプターとして「Intel(R) WiFi Link 5150」が認識されていればOKです。

(ドライバー導入前)⇒

(ドライバー導入後)⇒

「ほかのデバイス」内の「ネットワーク コントローラー」がなくなり、「ネットワーク アダプター」内に「Intel(R) WiFi Link 5150」が登場。

WiMAXは相変わらず機能しないようですが、私はWiMAXは使ってないので、これ以上は調べてないです。

グラフィックスの機能と性能を向上させる

Win8CPに標準搭載されているグラフィックスドライバーは、type Pのグラフィックスチップ(Intel GMA500)に最適化されているわけではなく、性能は(頑張ってはいるものの)良いとは言えません。

また、標準ドライバーでは外部ディスプレイが利用できないという問題もあります。
プロジェクターにつなげないというのは、仕事で使うには困りもの。

というわけで、再びインテルのサイトからドライバーをダウンロードします。
こちらは現在の最新版 5.0.0.2030で大丈夫でした。

(ドライバー導入前)⇒

(ドライバー導入後)⇒



Win+Pを押して外部ディスプレイも利用可能になりました。
(Plug and Playが微妙で、起動時にプロジェクター等に接続されてないとダメかも)

惜しむらくは、エクスペリエンス インデックスの再計測をしようとすると、途中でブルースクリーンになってしまうこと。
日常利用ではまだブルースクリーンが出たことはないので、今のところ特に困ってはいません。

VAIO固有機能を使えるようにしたい

元が非力なマシンなので、VAIOプリインソフトを進んで使おうとは思わないのですが、「バッテリーいたわり充電」の設定ソフトだけは使えるようにしたいものです。
いたわり充電とは、バッテリー自身に「80%までしか充電しない」等の情報を書き込むことで、バッテリーの寿命を延ばす仕組み。とはいえtype Pはバッテリー容量が小さい上にバッテリー消費量が激しく、20%も余力を残していたわってる場合じゃないことも多いのですが……。

夜も更けてきたので、とりあえず今日はここまで。
ここまででも、後はPowerPoint ViewerやAdobe Readerなどを入れて「Aeroを切る」等のチューニングをおこなえば、小さくて軽い筐体を活かした「気軽に持ち運んでプロジェクターに接続するプレゼン専用マシン」としては実用レベルに達した感があります。

追記:
いたわり充電を導入してる方がいました。
Vaio Type PにWindows 8をクリーンインストール | Windows8 Room
下記を導入するようです。
SETTING_UTILITY_SERIES_5.0_5.0.0.07300.ZIP
VAIO Event Service 5.1 – 5.1.0.11300.ZIP
VAIO_POWER_MANAGEMENT_5.0_5.0.0.11300.ZIP
VAIO_CONTROL_CENTER_4.4.0.11260.EXE

つづき

その2 ~ キーボードレイアウトがUS101になってしまう?
その3 ~ スティックポインター/Fnキーで画面輝度変更

2012-03-09

Xi(クロッシィ)の寝かせ回線をFOMAに契約変更してバリュー化した

Xi(クロッシィ)の寝かせ回線をFOMAに契約変更しました

Xi(クロッシィ)の寝かせ回線をFOMAに契約変更しました。
契約していたXi回線は「Xiデータプランにねん」。2年経たずに解約すると途中解約金がとても高いプランです。そのため、途中で解約するよりも2年間じっと寝かせておくのがいちばん安上がり……と思っていました。

ところが「解約金を払わずにXiからFOMAに契約変更できる」という話を知りました。
生活向上まとめ : 高額キャッシュバックだけじゃもったいない!Xi(クロッシィ)の寝かし回線でスマホを安く機種変更で買う方法

FOMAに変更することの利点と欠点

FOMAに変更するメリットは、FOMA端末の機種変更が可能になること。
まだXiはあんまり普及していないため、Xi端末の機種変更は高価です。ところがFOMAなら格安機種変のチャンスがたまに(けっこう?)訪れるので、いろいろな端末で遊びたい人には嬉しい話です。

デメリットは、FOMAへの契約変更時に2年縛りのカウントがリセットされること。変更時からあらためて24ヶ月の契約になります。
解約金のテーブルも「Xiデータプランにねん」と変わらず高額なため(たとえば12ヶ月目で18,795円)、Xi契約に加入してから何ヶ月も経ってしまってる場合には変更はオススメできません。
(私は3ヶ月のときにこの話を知ったので、思い切って変更してみました)

なお、他のメリットとして、上記ブログ(というかそのネタ元の2ch)によれば「2年縛りが解けた時にMNPしやすい」とか。曰く、
  • 2年縛りが解けても、データプランのままだとポートアウトできない
  • ところがXiデータプランからXi音声プラン(タイプXi)への変更は新規扱いになる
  • そのため、音声に変更してすぐポートアウトすると0ヶ月即解扱いになる
本当かどうかは分かりませんし、仮に今は本当だとしても2年後の2014年時点でどうなっているか分かりませんので、この点は検討材料に入れるかどうかは微妙なところです。

どのプランにするの?

(Before) Xi(月1,000円~/途中解約金最大26,880円)
 ↓ XiからFOMAに契約変更(契約事務手数料2,100円)
(After-1) FOMA(ベーシックコース)(月1,735円~/途中解約金最大26,880円)
「Xiデータプランにねん」からFOMA「定額データ スタンダード割」の対象プランへは、解約金を払うことなく契約変更できます。
必要な費用は事務手数料の2,100円のみ。

ただし、このままだとベーシックプランのために月額最低料金が1,735円と割高です。
バリュープランに変更することで(俗に「バリュー化」と呼ばれるようです)、月額最低料金を元どおりの1,000円~にしておきたいところ。
(Xiから直接FOMAバリュープランに契約変更させてくれればありがたいのですが、どうもそういうわけにはいかないようです)

 ↓ バリュープランに変更
(After-2) FOMA(バリューコース)(月1,000円~/途中解約金最大26,880円)

バリュー化することで、月額最低料金・途中解約金とも「Xiデータプランにねん」のときと同条件になりました。

バリュー化する方法としては、機種変更が確実です。
上記ブログでは「他社SIMフリー端末をドコモショップで持ち込み機種変更」というワザも紹介されていましたが、端末が必要なうえ、ドコモショップですんなり手続きが進むかどうかも不安で(レアケースでしょうし)、なかなか難易度が高そう。

ドコモショップでFOMAに契約変更

実際に手続きをしたときの流れを以下に書きつけておきます。

まず、ドコモショップでXiからFOMAに契約変更。

「XiからFOMAに変更したい」のようなざっくりとしたお願いだと「解約金がかかりますがよろしいですか」と訊かれてしまうので、最初から具体的に伝えたほうがいいかもです。
  • 現在「Xiデータプランにねん」に入っています
  • FOMAに契約変更したいです。プランは「定額データプラン スタンダード」+「定額データ スタンダード割」
  • 「定額データ スタンダード割」を申しこめば「Xiデータプランにねん」の解約金はかからないと聞きましたが、大丈夫でしょうか
そうすれば、下記確認だけで比較的スムーズに進むと思います。
  • 確かに解約金はかからない
  • ただし2年契約は1ヶ月目から数え直しになる
  • Xi→FOMAの契約変更の事務手数料2,100円がかかる
  • 「定額データプラン スタンダード」はベーシックプランなので、月額最低料金は1,000円ではなく1,735円になる

2年契約の解約金がかからない点は慎重に確認しましょう。
たとえば、「定額データ スタンダード割」の代わりに「定額データ スタンダード割2」に入ってしまうと解約金を支払うハメになります。(なんとも紛らわしい……)

ちなみにXi→FOMAの契約変更ではSIMカードの交換はありませんでした。
(それどころかSIMカード持っていったのに、そもそも出番すらありませんでした)

機種変更でバリュープランに変更

さて、次はベーシックプランからバリュープランに変更するため、機種変更をします。

こちらはドコモショップでなくても大丈夫ですが、格安機種変の場合、データプランは受け付けてくれないお店もあるので要注意です。
また、「現在の端末の利用期間が1ヶ月以上じゃないと機種変更受付不可」というお店の場合、Xi→FOMA契約変更直後の状態を受け付けてくれるかどうかは分からず、こちらも注意が必要。(※これは2012年3月の話です。その後ちょっと事情が変わったようなので下に追記しました)

私の場合は、たまたま入ったお店がどちらもOKなので助かりました。

機種変更のときに、下記を伝えて確認しておく必要があります。
  • 現在はベーシックプランなのだけど「定額データプラン スタンダード バリュー」にプラン変更したい
  • 「定額データ スタンダード割」は継続したい

※私は月々サポートのつかない機種を買ったので詳細は分からないのですが、月々サポート対象機種の場合、月々サポートは諦めないといけないかもしれません。
というのは、「定額データプラン スタンダード バリュー」では月々サポートは受けられないからです。「定額データプラン スタンダード2 バリュー」なら月々サポート対象ですが、そうすると「定額データ スタンダード割」対象外になるので2年契約の解約金が発生するのではないかと。

※2012年4月追記:
格安機種のほとんどは「ご愛顧割」という割引施策のおかげで安いのですが、今月からMy docomoなどに表示される「端末利用期間」が0ヶ月の場合はご愛顧割が適用されなくなったようです。

というわけでバリュー化するには下記のいずれかを選ぶことになります。
  • ご愛顧割の適用条件を読むと「ご愛顧割の適用を希望する契約回線について、前回の端末購入日から1か月以上経過していること」とあるので、「表示上は端末利用期間が0ヶ月になっているが、実際には1ヶ月以上端末を利用しているので、ご愛顧割を適用してください」とお願いする。(かなりのハードネゴシエーションになると思われます。また、お店の独自ルールとして「Nヶ月未満の機種変更は無条件にNG」としているところも多く、その場合は食い下がるだけ無駄です)
  • ご愛顧割の適用を受けずに機種変更する。(格安機種変はあまり期待できません)
  • 1ヶ月待ってから機種変更する。(My docomoには端末利用期間の次回更新日が表示されていますが、単に月をまたぐだけではダメで、翌月同日までちゃんと1ヶ月待つ必要があります)
  • FOMAを利用可能な他社製品をドコモショップに持ち込む。PlayStation Vitaや、正規の手続きでSIMフリー化されているiPhoneやスマートフォンなどが該当します。
Vitaなどを持っていない場合、1ヶ月分のベーシックプランとバリュープランの差額は735円なので、成功確率の薄い賭けを繰り返して時間と精神をすり減らすよりは、おとなしく待つのが得策かもしれません。


まとめ

そんなわけで、無事(つまり解約金を支払うことなく)XiからFOMAへ契約変更が完了しました。

Xiのまま寝かせていた場合と比べると5千円強の出費がありますが(契約変更の事務手数料2,100円+2年契約のカウントがリセットされたことで無駄になったリセット前の月額利用料金が3ヶ月分3,000円)、まぁぶっちゃけ、FOMAにした後に格安機種変を1回して端末を売却すれば元が取れそうです。

ちなみに:
似たような話として、Xiの総合プラン(音声契約)をデータプランに変更した話はこちら → 「Xiパケ・ホーダイ フラット」から直接「Xiデータプラン フラット」に切り替えると損をする?