日曜日

玄箱Debian化~(2)最新版(etch)にアップグレード

玄箱(初代)のDebian化。前回導入したDebianを最新版にします。

aptの設定

Debianではaptというコマンドでソフトウェアの管理をします。設定ファイル /etc/apt/sources.list の内容を確認。
deb ダウンロード元URL stable main contrib

stable を取ってくるようになっています。stable というのは「現在の安定版」という意味なのですが、この玄箱Debian化キットは、安定版がリリース 3.1(コードネーム sarge)のときに作られたものです。ところが現在の安定版は 4.0(コードネーム etch)なので、アップグレードしてしまいましょう。

etchへのアップグレード

Debianの公式サイトに、アップグレードについての詳しいドキュメントがあるので、これに沿って進めていきます。日本語になっているのはありがたい。CPU(アーキテクチャ)の種類別に文書が用意されていますが、玄箱は「PowerPC」なので、間違えて他のアーキテクチャ向けの文書に従わないようにします。

文書は一見長いですが、既に運用中のシステムをアップグレードする場合の注意点も多いです。まっさらな玄箱に関係ないことを読み飛ばして、やることをまとめると以下のようになります。
# aptitude update
# aptitude upgrade
# aptitude install initrd-tools
これらを実行すると、いろいろ訊かれますが、ぜんぶデフォルトの Y (はい)で大丈夫でしょう。
これまで apt-get を使っていた方、aptitude を使ったほうが依存関係の解決の面で優れているそうです。

文書はこの次にカーネルのアップグレードを勧めていますが、玄箱は特別なカーネルを使っていますので、ここはスキップします。
ドキュメントによると「etchはバージョン2.6.15以前のカーネルをサポートしない」とありますが、Debian化キットのカーネルは 2.6.17 なので大丈夫です。
では続きです。
# aptitude dist-upgrade
/etc/init.d/halt と /etc/init.d/reboot が新しくなってるけどどうする? と訊かれますが、とりあえず Y と答えて置き換えて構いません。後から手直しします。
/etc/init.d/halt
# (中略)
echo -n "EEEE" > /dev/ttyS1 # この行を追加
halt -d -f -i $poweroff $hddown
/etc/init.d/reboot
# (中略)
echo -n "CCCC" > /dev/ttyS1 # この行を追加
reboot -d -f -i
このように、各々1行ずつ追加します。この行がないと、玄箱ではうまく電源OFFや再起動ができません。

なお、exim がどうのというエラーが出る場合、メールを使わないのであればいっそ削除してしまうのも手です。
# aptitude remove exim
仕上げとして、パッケージ情報を更新しておきましょう。
# aptitude update

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